茨城県守谷市出身。在シンガポール日系電機メーカー、米系グローバル人材教育研修会社等で、20年以上に亘り代表秘書としてのキャリアを積む。灯を次世代につなぐことで、地域社会貢献をしたいとの思いから、2018年に福井市山間部の殿下地区に家族で移住し、地域おこし協力隊として3年間従事。郷土食「葉ずし」の継承を通じて、地域活性化に取り組む。現在は、越前海岸盛り上げ隊コンシェルジュとして、地域資源を活用した自然体験プログラムの企画開発やワーケーションの促進、また、教育旅行ふくいの事務局として、国内外の学生やインバウンドの受入れをコーディネートし、地域と外部との架け橋役を担っている。趣味はピラティス。
地域の過疎化と都市部の子ども達の自然体験の希薄化です。
東京で子育てをしていた時、土がないことに気づき、違和感を覚えました。これからの時代を生きる子ども達に必要なのは本物の体験なのではないか。という思いを抱いたのが動機になります。
教育旅行のコーディネートをしています。具体的には、修学旅行先として福井での農家民泊体験を希望される学校から、旅行会社を通じて、農家民泊先を手配する窓口を担っています。
農家民泊では、子ども達に、今も息づく懐かしい暮らしそのものを体験してもらうことで、自然や地域社会への関心を広げたり、家庭や地域の方々とのふれあいを通じて、都市部では希薄になっている地域コミュニティの温かさを感じてもらっています。
また、過疎が進む地域に、子ども達の声が聞こえることは、地域の方々の楽しみややりがいとなり、地域の活性化につながっています。
自然の中で過ごすうちに、子ども達の目が輝きを取り戻しているなぁと感じられるところや、受入れをしてくださる民家さんに、子ども達との思い出がまた一つ増えたと喜んでもらえるところです。
未来の子ども達と地域の皆さんの笑顔のために。受入れ民家さんを増やし、より多くの子ども達に心に残る思い出を作ってもらえるよう受入れ体制を整えたり、受入れ民家の皆さんと一緒に地域に伝わる暮らしの知恵を共有しながら、後世に伝えていきたいです。
同期の皆さんに、示唆に富むフィードバックをもらいながら自分の強みやソーシャルミッションを深く掘り下げる時間を持てたことです。卒業後の働き方、生き方の軸となっています。また、環境の全く異なるフィールドでの新しいチャレンジに踏み出す後押しをしてもらえたことにとても感謝しています。
それぞれが考える社会課題を解決していけば、優しい社会が広がってゆくのではないでしょうか。社会起業家と気負うことなく、自分の出来るところから、まずは“動いてみる”ことが本当に大事だと思います。是非、新たな一歩を踏み出してみてください!
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