「ゲームの力を活用し、より良い社会と未来へ」を理念に、ゲームの持つパワーを活用し様々な社会的問題の解決を目指して活動しており、現在は大きく分けて2つの活動をしています。
一つはゲーム開発です。受託の開発を受けて収入を得つつ、自分のプロジェクトであるシリアスゲームの開発を進めています。 シリアスゲームの開発においては、ゲームの持っている“人を魅力にしていく力”を使って世の中の役に立ちたいという想いを持って活動しています。
具体的には生活習慣病を予防するスマホアプリの開発を進めています。
去年ビジコンに出したりしていただいた支援金と自己資金と日本政策金融機構から借り入れた資金を開発の原資として現在2人で進めています。
きっかけは、自分自身が高血圧であったことや、多くの人が不摂生で生活習慣病を患っているので、そういった課題をゲームで解決できないかと考えたことです。そして現在、9月にある東京ゲームショーに向けて制作している最中です。
これは実はデジタルヘルスという分野にあたり、今までの薬と手術だけの治療と異なり、患者自身の行動変容を起こすことにより病気の発症率を下げるというもので、世界から注目されています。行動変容を起こすことができるかどうかは、心の問題だったりその人が今まで過ごしてきた生活の習慣や生まれ育った環境に基づくのですが、これらを変えるにはとてもエネルギーが必要です。この課題に対し、私はゲームを使った疑似体験を通すことで行動変容を起こしていくきっかけを作っていくという挑戦をしていきます。
日本で一番死亡理由の高い3大疾病はすべて生活習慣病が原因であり、生活習慣の改善によって発症を抑えられます。日本では高血圧や糖尿病などの予備軍としては数千万人いて、世界中では4億人にもなると言われています。この分野はまだ新しい分野であり、ブルーオーシャンと言えるのでそこに食い込んでいきたいと考えています。
もう1つの活動は大学でのゲーム開発の教育です。
この人に教えるという活動も大変面白いです。
一方で、教えている内容にプラスアルファしつつ、もっとわかりやすい内容で、いろんな人たちにゲーム開発を学ぶお手伝いをしたいと思っています。
それによって、その人が自分でゲームを作る力を身につけ、実際にゲーム作りをすることを通して一人一人が生きてくための武器を手に入れることになってもらいたいなと思って活動しています。
やっぱりゲームを作るのが好きだということと、それに加えて自分で計画を立てて予算も集めて内容も決めて、人と一緒にやれていることがとても楽しくてしょうがないんです。 もっとこうしたらいんじゃないかああしたらいいんじゃないかと迷走しながらもがきながらやること自体がやりたかったことなので今かなり幸せです。
今、やりたいことを思う存分やれている自分がいるんですよね。
これが例えば会社に雇われて言われたことをやるっていうのも楽しいことではあるんですけど、自分で考えてするっていうのはどうしても制限されてしまいます。今自分で会社を興してやっていると、あれもやりたいこれもやりたいとやりたいことがあふれ、自分が本当にやりたいことを思う存分できる環境がとても幸せでありがたいです。
自分に至らない点があることに悩みますね。 事業計画の面で悩むこともあるし、自分にはこれができるこれができないという自分の至らない点にいきあたることもあり、その点は悩みます。
もう1つは資金面。迷走しているうちも日がたつとその分資金は減っていくので、しっかりと資金計画を立てて資金繰りをしていかなければと考えています。
人って年齢であったり時期であったりでギアチェンジしたりするときや分岐点に立つときがあり、みんなそういう時期を乗り越えて選択していくが、みんな誰かの役に立ちたいという想いが本能としてあるのではないかなと思います
自分が何かをしたことで相手が喜んでくれることって自分のこと以上に嬉しい。
自分がやることで誰かの役に立ちたいなと思ったとき、そういった分岐点に立ったときに誰か一緒に悩んでくれる人がいるってことはすごく大事なことなんじゃないかなと思っていて、社会起業大学のように一緒に悩んだりもがいたり、同じように分岐点に立った仲間と巡り合えることが大事だなと思います。
9月東京ゲームショーに出しますので、ぜひ遊びにきてください。 プロトタイプ版で出して、様々なアンケートやデータを集める協力をお願いする予定なので、そういった形で活動にお力をいただけたらと思います。
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