社会起業大学 日本をリードする社会起業家を招いたオープンセミナー開催
グランプリ
在宅就業障害者の雇用支援で明るく元気に暮らせる社会に〜精神障害者・ひきこもりの雇用支援〜
桜井正則さん
プレゼンター:大久保秀夫氏(株式会社フォーバル代表取締役会長兼社長)
受賞内容

全国でひきこもりが160万人! だが、精神障害者とひきこもりの雇用は一向に進んでいません。それをSOHOによる雇用で活性化し、当事者に明るく元気に生きていくことを支援する事業です。桜井さんの20年にわたる業界経験をから、今こそ在宅就業支援団体として起業する社会起業プランでした。審査員および来場者による圧倒的な支持を得てグランプリを得ました。

ひきこもり、うつ病などの精神障害者の就職率は048%と、身体障害や知的障害者に比べても低いのが現実です。彼らに雇用機会を提供するため、無料の就学支援を行うと同時に、企業の雇用促進を働き掛けます。

優勝の言葉

まさか本当に思いもよらないこのような形でグランプリを頂けるとは思っていませんでした。いつも社会起業大学の仲間と皆とともに勉強していたことや、今日もたくさんの方から応援してもらったことが全て結実したと思います。しかし章をとれたから終わりというものではなく、彼ら(精神障害者)のために起業し、雇用創出のために頑張って参りたいと思います。今日、発表させて頂いたことを実行して、これからしっかり頑張りましのでこれからも応援の程、よろしくお願い致します!

桜井さんは涙を浮かべて挨拶し、会場からは惜しみない拍手と今後の期待に包まれました。

グランプリプレゼンターは大久保審査委員長!

非常に感動した事業計画、プレゼンテーションでした。桜井さんの挑戦する分野は、日本においてまだまだ遅れているところですので是非頑張ってもらいたいと思います。ひきこもりの方を再び会社に来てもらう為には2年かかるといいます。何度も何度も足を運んで声を掛けて、まずは家から出すこと。次に、電車に乗らせること。次に会社に来ること。だけどそこまですることができれば人は必ず社会に戻れるんだということが見えいるので、時間との戦い、忍耐との戦い、周囲の方の協力との戦いとなるんだと思います。全国でひきこもりが160万人、年間自殺者3万人を桜井さんの事業でどのように解決していけるかは本当に期待ができるものですので、事業計画をもうし少し精査する必要がありますが、やっている活動は社会意義の高い取り組みですので、文句の言いようがありませんのであきらめずに頑張ってください。応援しています。

審査員特別賞
日本を健康にする姿勢教育指導士の養成
碓田拓磨さん
プレゼンター:秦信行氏(國學院大學理事および経済学部教授)
受賞内容
正しく姿勢の指導ができる人材を養成する事業発表でした。姿勢教育指導士が日本全国で活躍することで地域住民の健康に貢献し、寝たきり老人を減らし、不必要な医療費を削減することにもつながります。今まで姿勢は美容面からしか注目をされていなかったものに対して、健康面からその重要性を訴求し、日本の健康を取り戻す社会起業です。
受賞の言葉
本日はリハーサルから今までの活動や勉強について感慨深い思いがあって涙が出ていました。この社会起業大学で皆と一緒に学べて楽しかった。これからも姿勢教育指導士の普及に努めます!
社会起業大学 神戸校設立
尾崎健二さん
プレゼンター:秦信行氏(國學院大學理事および経済学部教授)
受賞内容

JR福知山線の事故を3両目で遭遇し、社会貢献に関する意識が高まりました。また神戸で阪神淡路大震災を経験し、こうした経験を通してグリーフ・ケア(悲観の回復)が大切であると実感した尾崎さん。東京の社会起業大学のソーシャルビジネス創出と人材育成の理念に共感し、自身で神戸設立を志願して、神戸校オリジナルのカリキュラムも設計して社会貢献を目指します。

受賞の言葉
娘が今日、ダンスのデビューをしました。僕も今日から起業の道にデビューし、これから頑張っていきたいです。神戸校開設に当たって資金面が不安なので、これまで一緒に学んだメンバーにも引き続き助言をもらいたいです。
共感大賞
途上国の子どもたちが安心して遊べる世界へ
石島知さん
プレゼンター:町井則雄氏(日本財団システム総括グループ)
受賞内容
サッカーでパラグアイ留学を経験したり、カンボジアでサッカー選手を志す少年たちに接したが、貧困のためサーカーをする校庭すらない現状に奮起した社会起業でした。これまで2年間の学生団体の活動を活かして、活動収益を上げる事業性を確保するNPO法人を立ち上げに挑戦しました。
受賞の言葉
受賞できたことにビックリしました。応援してくれた仲間のお陰で、プランを発表することができました。心から感謝したいです。
ファイナリストプレゼンテーション

健康的ソーシャルスポーツ人材の育成による社会問題の解決
阿部雅行さん

メタボ人口の増加、メンタルによる機会損失、地域との関わりの希薄化による社会問題の解決を健康的ソーシャルスポーツ人材という各分野の専門的な人材育成を通じて解決を図る!

障害者と協働できるコミュニティ・レストランを開業する
−障害者の雇用促進のために−

中川弥生子さん

障害者の雇用を促進するために、コミュニティ・レストランを開業する。障害者就労モデルとして全国に展開することで、雇用の促進に繋げます。また、コミレスが地域の人々と精神障害者をつないで障害者理解を深めることに挑戦します。

日本を健康にする姿勢教育指導士の養成
碓田拓磨さん

正しく姿勢の指導ができる人材を養成する事業について発表しました。姿勢教育指導士が日本全国で活躍することで地域住民の健康に貢献し、寝たきり老人を減らし、不必要な医療費を削減することにも繋げます。

途上国の子どもたちが安心して遊べる世界へ
石島知さん

パラグアイ留学で体験したことを原体験とし、これまで学生団体World Futにて活動を行ってきました。今回のプレゼンテーションでは新たな事業創造に挑戦し、事業性にも力を入れて準備をしてきた想いをぶつけました。

社会起業大学 神戸校設立
尾崎健二さん

JR福知山線事故は尾崎さんにとって社会貢献意識のきっかけでした。誰の為に何をどうしたいのかを深掘りししたときに出た答えが、社会起業大学を神戸に作ろうという事業でした。神戸校の卒業生が1つのキャリアとして認識されるロールモデルを創出していくプランでした。

在宅就業障害者の雇用支援で明るく元気に暮らせる社会に
〜精神障害者・ひきこもりの雇用支援〜

桜井正則さん

全国でひきこもりが160万人! だが、精神障害者とひきこもりの雇用は一向に進んでいません。それをSOHOによる雇用で活性化し、当事者に明るく元気に生きていくことを支援する事業です。

〜審査員からの質疑応答〜

大久保氏から阿部さんへコメント

非常に意義のある活動だと思います。日本に元気がないということは皆が自覚していることであり、ぜひ阿部さんにはこの事業を推進していってもらいたいと思います。しかし重要なのは、この事業プランの場合は、結果的には元気な人が、より元気になるようになっていて、元気のない人の根本原因にもっとアプローチをしていってもらって、「なぜ、元気がないのか」という解決を図ってもらえるともっと良いプランになるのではないでしょうか。期待してます。

鶴岡氏から中川さんへコメント

本当に素晴らしいプレゼンテーションでした。さらに良よくするには、障害者の方が一緒に働いているという強みが欲しいところ。安心安全を提供する飲食店はたくさんあるので、例えばお店の空いている時間(アイドルタイム)などで、おじいちゃんおばあちゃんの介護や障害者でサポートされている方からの普段あたりまえになってしまったな話を、これからやろうとしている方へレクチャーできるようなお店にすることによって、コミュニティレストランに行く必然性が出てくるのではないでしょうか。頑張ってください。

新井氏から碓田さんへコメント

私も姿勢が悪いので非常に勉強になりました。健康という視点で興味深かったのですが、今回の発表のなかでよく見えなかったのがどのような形で「姿勢を習慣化させるか」というところでした。例えば、習慣化させるために制度化をもっとはっきりさせるとか、、教育要領に入れていく施策はどのようなものかなどを示して頂けると良かったと思います。その上でどのように社会システムを変けるかが見えるともっと良い事業になっていくと思います。頑張ってください。

秦氏から石島さんへコメント

あなたの想いが非常に伝わりました。私も大学教員なのですが、大学生が留学したいという人も少ない現状を目の当たりにしているのですが、あなたを見て安心しました。一方で、まだまだこれからの段階だと思いますので他の学生団体や企業などと連携してできるだけ実現性の高い活動計画にして頂ければと思います。

町井氏から尾崎さんへコメント

神戸校という場所が良い。ソーシャルデザインのフォーカスの仕方は東京校との差別化ともなり、その地域にあったカリキュラムで非常に良いアイディアだと思いますし、尾崎さんの想いがこもってよかったと思います。学校の経営という面ではこれからだと思いますので、何か手伝えることがあればおっしゃってください。

金井氏から桜井さんへコメント

精神障害者への理解の低さや誤解など、桜井さんが普段のお仕事でお感じになっているお気持ちが表れたプレゼンテーションでした。ありがとうございます。桜井さんが普段お感じになってることを、周りの方がまだ知るチャンスがないんところを、どうブリッジさせていくことができるかが、これからの事業のポイントになるのではないでしょうか。頑張ってください、期待しています。

特別審査員

大久保秀夫大久保 秀夫(おおくぼ ひでお)

株式会社フォーバル 代表取締役会長兼社長
公益財団法人CIESF(シーセフ) 理事長

1954年東京都生まれ。国内、外資の二つの会社を経て、25歳で新日本工販株式会社(現・株式会社フォーバル)を設立。代表取締役に就任。ビジネスホンの販売を開始。電電公社(現NTT)独占の販売市場に進出。1988年、当時、日本最短記録で店頭登録銘柄(現・ジャスダック)として株式を公開。同年、社団法人ニュービジネス協議会から「第1回アントレプレナー大賞」を受賞。現在、フォーバルテレコム、フォーバルクリエーティブと、創業29年間で3つの株式会社を上場。日本ベンチャー学会理事、テレコムサービス協会理事、カンボジア国際教育支援基金理事長など。

秦 信行秦 信行(はた のぶゆき)

國學院大學 理事および経済学部教授。

1949年京都市生まれ。71年早稲田大学政治経済学部卒、74年早稲田大学大学院経済学部研究科修士科修了。同年、株式会野村総合研究所入社。証券アナリストなどを歴任の後、91年株式会社ジャフコ(旧日本合同ファイナンス)出向。
海外審査部長などを歴任の後、94年國學院大學経済学部へ転職。99年米国スタンフォード大学客員研究員として留学。2001年國學院大學経済学部に復職、現職に至る。
著書「IR経営戦略」「ベンチャー企業の経営と支援」「ベンチャーファイナンスの多様化」がある。
一般財団法人 カンボジア国際教育支援基金(CIESF)評議員、日本ベンチャー学会理事、関東ニュービジネス協議会などでも活動中。

鶴岡秀子金井 真介(かない しんすけ)

ソーシャルマーケティングプロデューサ
ダイアログ・イン・ザ・ダーク代表

1962年8月生。コンサルティングファームフェロー等を経て1999年からダイアログ・イン・ザ-ダークの日本開催を主宰。
1993年、ウィーン発「Dialog in the Dark(DID)」を紹介した新聞記事に衝撃的に出会う。そのコンセプトに驚き、すぐさま発案者ハイネッケ氏に手紙を書いたことから現在に至る。その後、様々な人や働きかけた結果、99年秋、東京ビックサイトで日本への紹介を実現。その後、神戸、仙台、東京などで短期開催。すでに参加者は6万人を超える。2004年(社)日本イベント産業振興協会主催日本イベント大賞特別賞・社会貢献賞受賞並びにTBSラジオ&コミュニケーションズ社長賞受賞 2005年グッドデザインユニバーサル賞受賞 2008年 目を使わないで視覚障害者と協働開発したダイアログタオルでグッドデザイン賞受賞

DIDで視覚障害者の新しい雇用創出を実現すると共に人が対等にコミュニケーションできるソーシャルプラットフォームとしての常設を願っている。その常設準備のために東京外苑前で長期開催実験中。現在、常設場所、スポンサーを求めて日夜走り回っている。

鶴岡秀子鶴岡 秀子(つるおか ひでこ)

ザ・レジェンド・ホテルズ&トラスト株式会社 代表取締役CEO

大手流通業に入社し1年間の店勤務を経験。その際に、一人で20人分の売上を達成し、同社の経営企画・人事企画に異動となる。その後、外資系大手コンサルティングファームで、外資系製薬企業・アミューズメントパーク、大手メーカー大手商社などに、経営戦略及びヒューマンリソース、大手ソフト会社、ナレッジマネジメントなどのコンサルティングを行う。2000年株式会社サイバーブレインズ(現 楽天リサーチ)を立ち上げ2004年に役員を退くまで、営業・提携・IR・広報をメインに活動。現在は、「伝説のホテル」を設立するためにザ・レジェンド・ホテルズ&トラスト株式会社にて邁進中!「人に元気を与える」と評判の講演は、[流通・美容・サービス業界] はもちろんのこと、[金融・保険業界] [医療機関] [教育機関] [行政機関]といった 各種業界で幅広い支持を受けている。著書に、『一人で20人分の売上!新人ツルちゃんの接客営業』、『10歳から起業すると決めていた』(ともにダイヤモンド社)。『天国体質になる!』(講談社)『夢の設計図の描き方』(フォレスト出版)がある。台湾・韓国・中国本土でも翻訳本が発売されている。

町井 則雄町井 則雄(まちい のりお)

日本財団 システム統括グループ CANPAN企画推進チーム チームリーダー

1968年生まれ。神奈川大学法学部卒。1993年、日本最後のドンと呼ばれた笹川良一氏を一目見てみたいという
不純な動機で日本財団に入会。
 新人研修として一年間、モーターボート競走の選手養成員と共に富士五湖の一つ「本栖湖」で厳しい訓練を経験。動機が動機だったため、研修後日本財団の中で自分の位置が見出せず辞表を書いた矢先に「阪神・淡路大震災」が発生。

たまたまボランティア支援部に在籍していたことで、震災後すぐに現地入り。 そこで出会った素晴らしい人々のお手伝いを続けようと一念発起、辞表を破る。 一方で、事務的な仕事を楽にしたい一心で部内LANを構築したにも関わらず、それが評価(?)され超多忙なIT系の部署へ・・・。
そして、日本の公益業界を変える可能性を持つ「日本財団公益コミュニティサイト『CANPAN』」の企画・開発から携わり、今に至る。

マイブログ「Yo_カッパな毎日
ツイッターID yo_cappa

新井 和宏新井 和宏(あらい かずひろ)

鎌倉投信株式会社
取締役 資産運用部長

日系信託銀行、外資系運用会社を経て、2008年11月に鎌倉投信鰍創業。企業年金・公的年金などを中心に、株式、為替、資産配分等、多岐にわたる運用業務に従事。現職では、「結い 2101」の運用責任者として、日本株式の調査研究・運用手法の開発を実施。プライベートでは、障害者と一緒に楽しめるスキークラブ設立を夢にかかげるスキーヤー。

田中 勇一田中 勇一(たなか ゆういち)

社会起業大学 理事長
リソウル株式会社 代表取締役

1969年11月生。
1992 年、京都大学理学部卒業後、住友銀行(現三井住友銀行)入社。1998 年米国カーネギーメロン大学にて MBA 取得。
帰国して2年間、銀行のALM業務に携わりつつ、自分のやりたいことを探しながら悶々とした日々を過ごしたのち、ビジネススクール運営会社に思い切って転職し、人材・組織開発コンサルティング会社の立ち上げに参画。
その後、経営人材の紹介をコアとする成長事業支援会社を経て、新銀行東京設立プロジェクト草創期に2年間携わり、採用統括責任者として 5,000人以上の応募があった公募採用で陣頭指揮をとり、銀行立ち上げに大きく貢献する。
現在は、リソウル株式会社を設立し、大手 GMS による銀行設立の人事業務コンサルティング、経営相談、起業支援、転職支援、カウンセリング等に取り組む。
主な共著に「たかがMBAされどMBA」がある。将来の夢は理想の中高一貫教育を実践する学校の設立。

一般投票

各分野のスペシャリストの特別審査員と共に一般参加の皆様にも「投票」をして頂き、北は北海道、南は鹿児島からご参加頂いた200名を越すご来場者から「共感大賞」を選出しました。

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