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【 ROCKY通信 】第16回 事業と社会貢献

メールマガジンご購読者の皆様
 

いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

社会起業大学 学長の林 浩喜(はやし ひろき)です。
 

このROCKY通信では、僕がベーグルというパンの専門店 “BAGEL&BAGEL” を90年代後半に起業してからのストーリーとそこからの経験や学びを御紹介させていただいております。
皆様の起業のお役に立てたら幸いです。
 
 

第16回 事業と社会貢献

行き過ぎた資本主義が言われて久しいが、未だに自分だけ自社だけよければいいという利己心前提で、シェアを奪うこと、顧客争奪に血道を上げること、社員やステークホルダーを犠牲に、つまりエゴのみで自己利益追及を図る企業が殆どである。自分もかつてはそうであったことを否定しない。ビジネスは暴力を伴わぬ現代の戦争であり、人間がその主役である以上、動物としてサバイバルを果たそうとするのは本能だという視点もある。しかし人間の本能には他者への思いやり、無私の精神といったものもベースに必ず存在しているはずだ。

今回のコロナ・パンデミック、最初に思い出したのは旧約聖書の「ノアの方舟」の物語だ。人間が堕落し、平然と悪事を行い、傲慢な振る舞いをするようになったのを嘆き、神が地上のあらゆる生物を一掃することを決意し実行されたあの有名な話である。現代に生きる我々も同様な状況にあり、今回のコロナ問題に対する自分なりの理解は、「国籍、人種、宗教、性別、イデオロギー、門地といった一切の属性に無関係に、自由かつフラットな視点で人類のビジョンを再考しなさい!」と叱責の声を頂いたと言うものだった。

では社会起業大学のビジョンとは?従来型資本主義へのカウンターカルチャーとして、社会起業大学は社会課題をビジネスで解決する社会起業家の輩出を一義としている。また、仮に営利追及が最終ゴールであっても、そのプロセスにおいて社会課題の解決要素を内包していればソーシャルビジネスとして応援してゆきたいと考えている。そしてそこで大切にしている考え方がソーシャルミッションという概念である。実現したい理想の世界に向かって「社会課題をビジネスで解決する」のだが、そこには「自分らしさ」に紐付いた「私の社会的役割(使命)」と言えるものが核もしくは軸となっていてほしい。それは誰しもが持っている、自分の中にのみ存在する最も大切な宝物だ。プランを書き上げた後に、皆さんが自信を持って国内外を問わず飛び回っている社会を実現することが我々のビジョンであり社会貢献である。

社会貢献… なんとも素晴らしく耳ざわりの良い響きだが、本気で取り組むには茨の道である。殊に売上、利益といった金銭価値、利己心、エゴという相反概念ともがっぷり四つに組んで格闘しなければならないから。しかしこのカウンターカルチャーが根付く時、より多くの人々が幸せを感じ、より持続可能な社会の実現に向かうことが出来るのは間違いないと確信している。
 
 

編集後記

数年ぶりで歯医者に行ってきました。病院もコロナへの配慮で、近所でも評判の歯医者でしたが、予約を少なめに入れていて待ち時間も無くスムーズでした。驚いたのはそのIT進化ぶり。X線を撮ると同時に診察台の目の前のモニターに写真が映し出され、どの歯に何の問題があるかを3次元で説明してくれるのです。先生の説明よりも画像情報の方がよっぽどよく理解できたくらい分かりやすく丁寧。それで診察料は旧来型の歯医者と同じ。施設は新しく綺麗で、若い医師が8人くらいいて、テキパキと治療をこなす。例えは悪いですが、待たせないファーストフードのチェーン店のような感じ。それでも何ら不満はありませんでした。ヒューマンタッチではありませんが、以前行った近隣の説教くさい婆ちゃん先生の診療所よりも僕の評価は上でした。医療もイノベーションで差別化する時代なのですね。さあ、我々も拳を上げて前進だ!