【 SEC流ビジネスプランニング 】第4回 社会課題の構造分析(2) | 【公式】社会起業家を育成するソーシャルビジネススクール 社会起業大学

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【 SEC流ビジネスプランニング 】第4回 社会課題の構造分析(2)

メールマガジンご購読者のさま
 

こんにちは!
社会起業大学 事務局の辻 正登(つじ まさと)です。
 

このメールマガジン「SEC流ビジネスプランニング」では、
「社会起業大学(SEC)メソッドによる事業計画の創り方」を、実際の授業内容を基に具体的に解説していきたいと思います。
 

皆さまが、社会起業家という生き方・働き方を実現する、そのお役に立てられましたらとても嬉しいです!
 
 

【 社会課題の構造分析(2) 】

前回より事業計画書の4パートの最初のパートである「ソーシャルミッション」パートについて解説しております。本日は、前回に引き続き、ソーシャルミッションパートの「社会課題」について解説していきたいと思います。

SEC METHOD ソーシャルミッションパート

前回は、
社会課題は「社会」と「課題」に分解して考えると 解決すべき社会課題を絞り込んでいくことができる
という内容でした。
 
本日は前回の内容も踏まえて、社会起業大学の実際の授業で用いている
「社会課題の構造分析 6ステップ」
をご紹介したいと思います。
 

(1)社会課題の当事者たちを定める
いきなりですが、ここが6つのステップの中で一番大事です。貧困、教育、ジェンダー、人口、環境などたくさんある社会課題のジャンルの中で、$dt_company$さまは、どのジャンルのどんな「当事者たち」の役に立ちたいのか、を絞り込みます。
 

(2)現状をまとめる
その当事者たちは、現在どんな状態にいて、どんなことに困っているのか、それを「〇〇なはずだ」という個人的な意見としてではなく、統計データや数字などを各省庁や国際機関といった信頼性の高い情報源を基に客観的に「現状」まとめていきます。
 

(3)理想を描く
そんな現状の中、当事者たち本人はどうありたいと願っているのか、「理想」の状態を具体的に描いていき、現状とのGAP=問題を発見します。
 

(4)阻害要因を洗い出す
そして、そんな理想の状態になることを阻んでいる「要因」は何なのか、考えられ得る限り、とにかく洗い出していきます。
 

(5)根本原因を特定する
たくさんある阻害要因の中でも、考えられ得る中で最も根本の「原因」を特定します。
 

(6)解決策を決める
最後に、根本の原因を解決するための解決策を講じていきます。いろんな解決策が考えられるかと思いますが、何よりも大事なのは「その解決策によって原因は取り除かれるのか」で決めていきます。
 

ということで、6つのステップをご紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか?今受講中の学生の皆さんも、この6つのステップを進めて社会課題の構造分析を進めています。
 

ただ、社会課題の当事者たちを絞り込むこと自体がすごく頭を悩ませます・・・。が、そのヒントは、社会起業大学では「自分らしさ」の中にあると考えています。

次回はそんな「自分らしさ」について解説していきたい思います。
 
 


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