メールマガジンご購読者の皆さま
こんにちは!社会起業大学 事務局の辻 正登(つじ まさと)です。
本日より毎週月曜日に、このメールマガジン「SEC流ビジネスプランニング」の配信担当となりました!
「社会起業大学(SEC)メソッドによる事業計画の創り方」を、実際の授業内容を基に具体的に解説していきたいと思います。
皆さまが、社会起業家という生き方・働き方を実現する、そのお役に立てられましたらとても嬉しいです!
初回となる本日は、今後の話の基盤となる、社会起業大学独自の社会起業家育成メソッド「SEC METHOD(セックメソッド)」をまず解説したいと思います。
上図は、「SEC METHOD」の概念図です。図の通り、「SEC METHOD」は、「自分らしさ」「社会課題」「ビジネス」の3つの要素から成り立っています。そしてここが大事なのですが、図のようにこれらの3つの要素を重ね合わせていきます。
そうすると、
「自分らしさ×社会課題」
「ビジネス×自分らしさ」
「社会課題×ビジネス」
と3つの重なり合いができますね。まずは、その3つの重なり合いについて解説していきましょう。
「ソーシャルミッション」は、「私個人の存在意義」のことです。人には必ずこの世で果たすべき役割が存在しています。それは「自分らしさ×社会課題」の重なり合う部分で創造されるのです。自分が社会起業する目的とも言えますね。
「差別化」は、似た商品・サービスがある中でも「〇〇さんから買いたい」と、顧客から選んでもらえる、そんな独自性を発揮することです。
「持続性」は、まさに「ソーシャルビジネス」です。あくまでも$dt_company$さまの役割に基づいた社会課題の解決を目的に、そのための持続可能な事業・活動モデルを創造すること。社会性と事業性のバランスを試行錯誤しつつ、社会の在り方をより良く変える革新性も模索するところです。
そして最後。ここが本日最も大事なポイントです。
自分らしさ×社会課題×ビジネスの3つが重なるポイント、ここを、
「ソーシャルアントレプレナーシップ(=ビジネスで実現する、ソーシャルミッション)」
と言い、「ソーシャルアントレプレナーシップ」の確立が社会起業実現の最重要ポイントなのです!
では、どのようにして「ソーシャルアントレプレナーシップ」を確立させていくのか、次回は、その具体的なプロセスについて解説したいと思います。