メールマガジンご購読者の皆様
いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。
社会起業大学 学長の林 浩喜(はやし ひろき)です。
このROCKY通信では、僕がベーグルというパンの専門店 “BAGEL&BAGEL” を90年代後半に起業してからのストーリーとそこからの経験や学びを御紹介させていただいております。
皆様の起業のお役に立てたら幸いです。
社会起業大学には「動けばわかる」というモットーがある。自分もやってきたことであり、起業するほどの人であれば至極当然のことだと思っている。
ビジョンを実現する手段を模索する際に専門知識が足りない時、ビジネスアイデアを考えている最中にスタックして考えがそれ以上先に進めなくなった時、知識やデータを求めてググったり本を読むだけでは実体感が湧かない時などに、いったんパソコンから離れ部屋を出て、その知見を持っている人を探し出し会いに行くのだ。もしくは自分がやろうとしている起業分野で先行起業した人に直接アポイントを取って話を聞きに行くことだ。
しかし、実は皆さんこれが意外と出来ない。そしてよく「どうしたら良いですか?」と質問される。まさに牢獄の囚人という感じで、自分で自分を「思い込みの鎖」につないで閉じ込めてしまっているのだ。
そのちょっとした勇気がブレークスルーの為のキッカケをもたらし、場合によってはビジョンそのものにも影響を及ぼすインパクトとなる可能性も秘めているにも関わらず。
「自分だけではもう無理なんだけど他人に話を聞きに行くなんて」
「今時飛び込みアポなんて相手にされるわけないさ」
「連絡ついてもどうせ会ってもらえないだろう」
「運よく会えても情報を教えてはくれないだろう」等々
何の事は無い。自分で自分を施錠しているのだ。
もしくは動きたくない言い訳?をしているだけだ。
ここで動けない動きたくないということは、実現したいのはその程度のビジョンだったということ。本気度100%であれば、そのビジョンの実現に向かってなりふり構わず前進できるはずだからだ。
過去の自分の経験では、確率7割以上でそのような人々に会う事が出来た。それも遥か格上の、自分ごときに会ってくれる理由のない人も含めて。例外として、第一線で活躍している著名人でアポイントに至らなかったことは何度かあった。それでも「自分は時間が無いから、代わりにこの人に会ってみてくれ」といったフォローをして下さった。
将来ライバルになるかもしれない先行起業者も、正直に自分のやりたいことを伝えた上できちんと頭を下げれば、気持ちよく経験を聞かせてくれ情報をシェアしてくれた。
仮に動いてみてアポが取れなかったとしても、失うものは何も無い。
ダメだったらまた次を当たれば良いだけだ。これって実は営業活動と全く同じなのです。
JUST DO IT !
週末、ファッションにおいては日本一と言われる某I百貨店新宿本店を回遊してきました。デパ地下食品コーナーはコロナ前と変わらぬ活況でしたが、アパレルは大々的にセールを行なっているにも関わらず、人出は今一つでした。かなり良いモノが残っているにも関わらず。
最も大変そうなのは高級ブランドコーナー。例年であれば絶対セールにならないブランドまでも半額になっていました。また店の入り口、客のいない通路の両側に店員さんがロンドン橋状態で迎えてくれたのですが、気恥ずかしく逃げるように退散して来ました。きっと倉庫には春夏物が山のように積まれていることと思います。コロナで仕事着や外出用オシャレ着が不要となったのも一因でしょう。必死の店員さん達、セール頑張ってください。
さあ、今日も拳を上げて前進だ!