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【 ROCKY通信 】第15回 パートナー選び

メールマガジンご購読者の皆様
 

いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

社会起業大学 学長の林 浩喜(はやし ひろき)です。
 

このROCKY通信では、僕がベーグルというパンの専門店 “BAGEL&BAGEL” を90年代後半に起業してからのストーリーとそこからの経験や学びを御紹介させていただいております。
皆様の起業のお役に立てたら幸いです。
 
 

第15回 パートナー選び

パートナー選びといっても結婚相手のことではない。起業するにあたり、または起業直後の創業期に共通目的に向かって、利害をシェアしつつも戦略的に組むチームのことで、主に起業パートナー、資本パートナー、業務パートナーの3つがある。創業期のまだ会社に信用・実績の無い時期に、損得勘定だけのつながりでないこれらパートナーはあなたの貴重な財産となる。

起業パートナーとは、ベンチャー的に起業する場合に共同創業(共同出資)するケースである。1人で全てをこなせるスーパーマンはいないし、起業の孤独をシェアできる仲間たちは有難い存在だ。そこではビジョンを共有でき、得意分野が異なっていることが望まれる。一般的には友人や配偶者のケースが多い。一見簡単に見つかりそうで実は一番難しいのがこの起業パートナー探しだ。友人時代には見えなかった価値観や考え方のズレが知れるところとなり、途中でブロークアップというケースは5割以上の確率という印象だ。特に金銭に関する考え方は、事前に話し込んでルール化しておくくらいで丁度良い。

資本パートナーとは、起業にあたり資本参画してくれるエンジェル、VCやファンド、個人投資家、場合によっては友人親族といった人々で、あなたの会社の財務的基盤の一助となってくれる。借り入れが簡単でない創業時期にはこれも有難い存在だ。但しVC、ファンドや投資家は成長性を要求してくるので良きにつけ悪しきにつけ経営にも口を挟まれることになることは覚悟せねばならない。出資を仰ぐにもあなたとの価値観のすり合わせが必須なのは勿論、複数資本を受け入れる場合は投資家同士の相性も大事になってくる。以前第10回で書いた「投資協定」で合意しておくことをお勧めする。

業務パートナーはあなたが立ち上げる事業のゴールを中長期の目線でサポートし並走してくれる企業だ。損得のみでつながっている取引業者とは一線を画す。バリューチェーンのどこかをしっかりサポートしてくれるイメージだ。ビジョンに共鳴してくれた外部応援団とも言える。具体的には原材料メーカーだったり、物流会社だったり、メインバンクだったり。起業後のあなたの会社のステージが変わってゆくことで、彼らとの関係性が変わってしまうこともあるが、共に成長してゆくことができれば理想だ。

これらパートナーを周囲に集める為にもビジネスプランは必須だ。それは「この指とまれ!」の指の役割をも果たす。やはりビジネスプランは大事である。また、冒頭で結婚相手選びとは異なると冗談で書いたが、あながち間違ってはいない気がしてきた。笑
 
 

編集後記

ニュース、新聞で「世界最悪のマイナス成長」「戦後最悪の景気後退」「上場企業の最終損益の合算赤字」といった見出しと共に「世界株、危機下の急回復」「ナスダック史上最高値」という両極の文字が踊っています。経済学者の説明を聞かないと一体何が起きているのか分かりませんが、実体経済とは無関係に剰余資金がコロナ後の新たなパラダイムに向けて走り出しているのでしょう。今回のコロナ問題を「行きすぎた資本主義」「エゴ国家主義」への警鐘だったという文脈でも捉えていたので、とても違和感を感じます。暗い話題の多い中、威勢の良い打ち上げ花火のようで結構なことなのですが、このマネーゲーム的なトレンドが続いた先に大きな落とし穴が待っていないことを祈ります。