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【 ROCKY通信 】第12回 そのビジネスプランはあなた自身です

メールマガジンご購読者の皆様
 

いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

社会起業大学 学長の林 浩喜(はやし ひろき)です。
 

このROCKY通信では、僕がベーグルというパンの専門店 “BAGEL&BAGEL” を90年代後半に起業してからのストーリーとそこからの経験や学びを御紹介させていただいております。
皆様の起業のお役に立てたら幸いです。
 
 

第12回 そのビジネスプランはあなた自身です

社会起業大学の考えるビジネスプランとは、自分自身の内発的動機に基づくミッション、ビジョンの策定から始まる。ミッション・ビジョンという礎石を作った上に、事業戦略(商品・サービス、市場戦略、ビジネスモデル等)、財務戦略(資金調達、損益予測、現金収支等)を積み上げる。多くのビジネスプラン関連書籍も近しい構成になっていると思う。

まず言いたいのは「そのビジネスプランはあなた自身である」ということだ。あなたの過去、現在、そして未来までが投影されるものだ。未来に向けては、ビジネスプランは作成者の人生シナリオである。企業内で新規事業を立ち上げる場合も基本同じで、個人が企業に振り替わるだけである。

過去から現在まで築いてきた自身の個性、強み弱み、価値観、思想、信念、嗜好といったものを棚卸し、SWOTや3Cも1個人として使って分析し、その混合体となっている現在のあなた自身の中からあなたが社会の為に果たすべき真のミッションつまり「役割」を炙り出すのだ。時間がかかるプロセスだがこれが出来ていないと、持続性のあるビジネスにはなり得ない。僕自身も20年が限界だった。綺麗事や借り物のミッションでは駄目なのだ。本当に自身の内発的動機と強く結びついたミッションでなければ、壁にぶつかったり転んだりしただけでモチベーションを失い、逆にちょっと上手くいっただけで歩むべき道筋を見誤ってしまう。

さて次に来るのが事業戦略と財務戦略だ。事前の自己棚卸しの結果、自分の強みがそもそも創造(破壊)に向くのか?管理(マネジメント)に向くのか?ビジネスプランを書くにあたり、事業戦略を描くのが楽しくて仕方ない人はいわゆる「起業家」タイプ。逆に財務戦略の方が得意な人は管理に向く「マネジメント」タイプ(もちろん財務戦略の中にも創造的な部分は含まれるが)。ゼロイチ起業し、市場を開拓する人の多くが前者だ。しかし、いったん立ち上げたビジネスを継続的に成功へ導くにはマネジメントの機能が不可欠だ。単に数字に強いとか弱いという話だけではなく、きちんとルールを作ってそれに則り整理整頓をし、持続性、再現性のあるビジネスに仕上げてゆく機能が必要だ。少なくとも事業が成長期に入るまでは、明快に役割分担できるパートナーがいる場合を除けば、両役をこなさなければならない。だから自分で書き上げることが大事なのだ。

会社というのは不思議なもので、トップの強みが会社の強みとなり、弱みがそのまま会社の弱みとなる。AI社長の時代が来れば別だが、人間が事業を行う限りそうなるものだ。残念ながら、これら両方の特長を持っている人にはあまり会ったことがない。しかしビジネスプランを書く段階では、不得手な分野でも全力を尽くし独力で書き上げなければならない。自分の人生シナリオなのだから。
 
 

編集後記

かつてのアパレルの雄、名門レナウンが民事再生になったとニュースで見ました。子供の頃からセンスの良いCMで馴染みのあるブランドだったので、正直驚きました。社員の方々にも、経営者の方にも気の毒な気持ちで一杯です。きっと何らかの理由があったのでしょうが、早くスポンサーが見つかると良いですね。そして新生レナウンとしてブランド復活出来ると良いですね。さあ拳をあげて前進しましょう!