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【 ROCKY通信 】第50回 ソーシャルインパクト

メールマガジンご購読者の皆様
 

いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

社会起業大学 学長の林 浩喜(はやし ひろき)です。
 

このROCKY通信では、僕が社会起業家の育成・支援に携わっている中での経験や僕自身の人生での学びや考えをシェアさせていただいています。
皆様の起業のお役に立てられましたら幸いです。
 
 

【 ROCKY通信 】第50回 ソーシャルインパクト

 

“ソーシャルインパクト”、格好いいんだけど実に正体不明な言葉。先週その話で友人たちと盛り上がった。でもエッジの効いたロックスピリットが感じられ、初めてこの言葉を耳にした2年前から気に入っている。いろんな方々がそれに関して語っておられるが、僕の第一印象は “PUNK(パンク)”ってこと。70年代の英国PUNKが半世紀経って音楽とは違う文脈で蘇ったかのような。かつては政治に対する若者の怒り、反骨精神という構図だったが、今回はビジネスという異なる文脈でより広範なカタチで再現した感じだ。ただそのスピリットや姿勢は”PUNK“そのものだと思う。”ソーシャルパンク“って言ったほうがしっくりくるくらいだ。

 

パンクは1970年代、当時の産業化し拝金主義に堕落してしまったロックシーンに鉄槌を加えるがごとくNYのアンダーグラウンドから生まれ、英国で頂点を極め、世界中に伝播した。起源は労働階級の格差や失業の原因たる政治への怒りの爆発だったのだが、それを音楽で表現し世界の若者達を熱狂させ解放した。僕も中高時代影響を受けた。ソーシャルインパクトは、それをビジネスの世界で起こそうという試みという解釈をしている。社会課題というのは、人間の創造物だ。人間の産物である以上人間に解決できないはずはない。資本主義の責任のように言われているが、そうとばかりは言えないのではないか。社会主義体制においても社会課題は存在するし、自分も含めた人類全体の責任だと思う。

 

人間の本性に根ざしている点では資本主義は好きだし、人類のバランスシートを大きくした功績は大きい。ただ、ちょっと負債(社会課題)が大きくなり過ぎてしまった。このままじゃ債務超過になってしまう。社会主義と対峙していた数十年間は今から見ればまだ良かったのかもしれないが、勝敗が決して資本主義寡占態勢に入ってからは、もう何でもありって感じで、やったもん勝ちで、抑制が効かなくなってしまった。警告出せる人類監査役もいなかった。いや、もしいたとしても「力の論理」には歯止めが利かなかっただろうな。「あらゆるものを金額価値に置き換え(自然も人間も時間も)、その総量を最大化する」「生産活動を足し算もしくは掛け算で測り、引き算や割り算の発想には蓋をする」というラリってしまった資本主義の価値観に代わる、まずは哲学、思想を新たに創造しなければ。そこから新しい政治・経済システムを創り出して次世代に渡さねばいけない。

 

もうギリギリのタイミングかもしれない。コロナパンデミックはその為の天啓だと思う。その代償はあまりにも大きかったが、それ自体が価値観再生へのソーシャルインパクトだったという気がする。「国ベースでなく、人類ベース地球ベースで再考しろよ!」と。“United Country of Earth”として。そして何よりもまず「一個人」として!

 
 

◆ 編集後記 ◆

日々、日差しが力を帯びてきましたね。サングラスが必要になりました。そしてあったかくなってきました。日も長くなってきて、なぜか感謝の気持ちが内側から沸き起こってきます。光の力というのは本当にありがたいものです。希望の力を与えてくれます。あらゆる生物にとってもきっとそうなのでしょうね。

 

さあ今日も拳を上げて前進だ!