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【 ROCKY通信 】第37回 恩師 村上敦先生!

メールマガジンご購読者の皆様

 

いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

社会起業大学 学長の林 浩喜(はやし ひろき)です。
 

このROCKY通信では、僕が社会起業家の育成・支援に携わっている中での経験や僕自身の人生での学びや考えをシェアさせていただいています。
皆様の起業のお役に立てられましたら幸いです。
 
 

【 ROCKY通信 】第37回 恩師 村上敦先生!

 

母校神戸大学の故村上敦先生のことを数度に渡り書かせて頂きたい。自分が社起大の仕事を受けるに至った理由とも直結しているし、恩師の教えを皆さんにも是非共有させて頂きたいからだ。諸兄姉、どうかお付き合い願いたい。

 

村上先生は開発経済学の専門家で、大学で教鞭をとられつつアジア諸国の経済政策にも実際に関わられていた。一方、僕はといえば殆ど学校には行かない不良学生。ゼミの合否は教授面接で決まる。噂では「全Aか体育会キャプテンしか取らない」とのことだった。ゼミ説明会は村上ゼミだけに出席した。そして結果的に先生に一目惚れした。教授然としていながらも、お話に理念と夢があり、話に押し付けがましさが全くない。高潔な人格が20歳の僕にも伝わってきた。

 

面接試験の日、どうしても村上ゼミに入りたかった自分は、早朝から先生の執務室の前に座った。今にして思えば落語家への弟子入り志願のようなものだ。多分それ迄の人生初めての本気だったような気がする。

 

夢かなって村上先生は僕を受け入れてくれた。今もってなぜ僕を入れてくれたのかは分からない。先生は阿呆な僕を全てお見通しだったにも関わらず、決して見捨てることなく接し続けて下さった。しかし、不肖の弟子なりに先生の言動や人となりから多くを学ばせて頂いた。先生の口癖は「林君、一番大事なのは人創りやで」だった。きっとそれが先生のミッションだったのだと思う。この言葉を何度もお聞きし、僕の潜在意識には先生の“スピリット”が注入されていった。

 

先日、ベーグル&ベーグルを起業した25年前のインタビュー記事を久しぶりに読み返した。そこで僕は「最後は教育に関わりたい」と明言していた。そんなことはすっかり忘れていたので不思議な気持ちになったが、自分のミッションを改めて確認することができた。一通りのビジネス人生を経て、社起大経営の打診があった時、これは召命かもしれないと感じた。村上先生の教えから35年、能力的にも人間的にもまだまだ足元にも及ばないが、やるしかない!と。先生はより良い世界の実現に向けて行動された偉大な経済学者であると同時に、心底尊敬できる教育者だった。                   

 

つづく

 
 

◆ 編集後記 ◆

村上先生に関して最後まで出来なかったことがあります。先生の目を正視出来なかったことがそれです。生徒の話もじっくり聞いてくれた上で愛情を持って接して下さるのですが、優しい眼差しの中にどこかこちらの本気度を問うておられるような、ほんの一筋の厳しさを感じました。

卒業してからも何度もお会いし、小さな自信を持ち始めていた時も、そして最期になった2年前の懇親会でもやはり駄目でした。僕の半世紀にわたる人生で、このような目をされた方にはついぞ出会ったことがありません。先生はいつまでも超える事のできない高い嶺なのです。

 

さあ今日も拳を上げて前進だ!