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【 ROCKY通信 】第279回 ROCKの熱気、“Train Kept A Rolling”

 

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社会起業大学 学長の林 浩喜(はやし ひろき)です。
 

このROCKY通信では、皆さんが、人生やビジネスのヒントとなるようなお話をさせていただければと思います。

 

皆さんのお役に立てましたら幸いです。


 
 

【 ROCKY通信 】第279回   ROCKの熱気、“Train Kept A Rolling”

 

       ヤードバーズ(左端ジェフ・ベック、右から2人目ジミ・ーペイジ)

 

毎日やってられない暑さですね!こんな時こそアツアツROCKで行こうぜ!
最近ハマっていたROCKの名曲”Train Kept a Rolling”の3バージョンをご紹介したい。これはギタリストの為の楽曲だ。ヴォーカルは添え花だ。時代は異なるこの3曲、暴走列車のような熱量のこもった名曲だ。いつ聴いても前向きのエネルギーをもらえる。きっとホンモノのロッカーなら誰しも歌いたくなる曲なんだろうね。半年ほど前、たまたまYouTubeでそれぞれのバージョンを聴いて僕の中で連結した。

 

https://www.youtube.com/watch?v=R18qCKNLQdM&list=RDR18qCKNLQdM&start_radio=1&rv=dBHojMzM38E
ヤードバーズ バージョン

 

まずは原曲オリジナル。“ヤードバーズ”という1960年代のストーンズやビートルズらと共にUKを代表するバンドによる演奏だ。マニアには3大ギタリストのいたバンドといった方が早いだろう。すなわちエリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジだ。この動画ではリードがジェフ・ベック、サイドがジミー・ペイジ。若きジミー・ペイジが初々しい。なんたる贅沢。なんたる至福。かつてこんなスーパーバンドがあったのだ。

 

さて話を戻そう。ストーリー仕立てになっているこの動画は、ショートフィルムというか60年前のプロモーションビデオだね。しかしロンドンのライブハウスのアングラな雰囲気、まだ彼らの価値がオーディエンスに伝わり切っていない不思議な会場の空気が面白い。ボーカルのキース・レルフは小柄ながら確固たるロックスピリットがビンビンに伝わって来る。日本では知られていないが知名度以上の存在感だ。

 


シーナ&ザ・ロケッツ “Train Kept A Rolling”

 

https://www.youtube.com/watch?v=2cby6dMmNJk&list=RD2cby6dMmNJk&start_radio=1&rv=2cby6dMmNJk
シーナ&ザ・ロケッツ バージョン

 

次は和製ロックンロールバンド、“シーナ&ザ・ロケッツ”。2人とも悲しいことに鬼籍に入られてしまったが、僕のルーツでもある北九州の出身。かつて博多を起点に国内中を賑わせた“明太ROCK”の元祖的バンドだ。夫婦でフロントを仕切る当時珍しいバンドだが、リードギター鮎川誠の本格派ギターとワイフのシーナの狂熱シャウト。鮎川さんは見た目で分かる通り、米国系の血を曳くハーフだ。迫りくるギターの圧倒感は、ジェフ・ベックにもジミー・ペイジも決して引けを取らないと思うのだが皆さん如何?今回ご紹介する3曲で最も「ROCKしてる」のはこの、“シーナ&ザ・ロケッツ”だと思う。曲名は“レモンティー”と改題。エロティックな歌詞に鮎川さんのガツンと来るギターが熱を注ぐ。

 


オールスターギタリストによる共演 “Train Kept A Rolling”

 
https://www.youtube.com/watch?v=dBHojMzM38E
オールスター バージョン

 

そして最後に、2009年の動画。英米のこれでもかというレジェンドメンバーによる演奏。仕切りはメタリカのフロントマン、ジェームズ・ヘッドフィールド。ゴリゴリのヴォーカルが爽快だ。ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ、ジョー・ペリー、ロン・ウッド、カーク・ハメット。何じゃこりゃ!“オーシャンズイレブン”のROCKバージョンかい!?笑ってしまったが、これがなかなかいい。曲のスタート時に、ジェームズは語る。「俺は精一杯やるが、このグレーテストたちと競うつもりは無い!おれはただ歌うだけだ」と。このライブの主役はジェフ・ベックだった。亡くなる前の貴重な映像だ。スーパースターたちによる楽曲はもちろん非のつけどころないモノだが、印象に残ったのはジミー・ペイジの謙遜なプレゼンスだ。曲中ジミーはずっと他のギタリストを立てて、自らは最後尾で黙々とギターを描き鳴らす。決してフロントに出ようとはしない。レジェンド・オブ・レジェンドのその振る舞いに彼のシャイでハンブルな人柄に尊敬を覚えた。時系列的にはこれが3本目だがギタリストたちが皆さんとても楽しそうに演奏しているのが印象的だ。とくとご覧あれ。

 

時代は変容し、そして悲しくも風化する。それぞれの時代にそれぞれの役割を果たすパフォーマーがいる。そして名曲は歌い継がれてゆく。

 

実は今夜面白いことがあった。このブログを書いた後、近所の焼き鳥屋で隣合わせになった黒人男性とROCK談義で盛り上がりまくったのだ。見た目からして音楽関係者と直感して話かけたら図星だった。28歳の若者だったが、NY、ロンドン、東京を股にかける若き音楽のプロデユーサーだった。その若さにも拘わらす、前述のすべての音楽に通じていた。シーナ&ザ・ロケッツのことも知っていたのには驚いた。彼らの“Train Kept A Rolling” の動画を見せると自然に身体をゆすりはじめた。響いている!短時間ではあったがロックの未来を語り合った。久々にロック談義をとことんまで堪能できる会話が出来幸せな気持ちになった。

 


https://www.youtube.com/watch?v=98XL03W9CN4&list=RD98XL03W9CN4&start_radio=1&rv=dBHojMzM38E
エアロスミス バージョン

 

ショー仕立てな印象で個人的にはあまり好きではないが、もう1曲。エアロスミスによる演奏も追記しておこう。

 
        

 


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