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社会起業大学 学長の林 浩喜(はやし ひろき)です。
このROCKY通信では、皆さんが、人生やビジネスのヒントとなるようなお話をさせていただければと思います。
皆さんのお役に立てましたら幸いです。
セミナー終了後、会場にて居残りメンバーと交流
土曜日、6月から神戸、大阪と実施して来た社起大公開セミナーは京都で最終章を終えた。紅葉を迎えた京都は、JR京都駅も阪急等の私鉄駅も観光客で大賑わい。擦れ違いも困難だった。三条、四条等のメインストリートはもちろん、路地裏も同様の混雑。僕の記憶では何度か行ったことのある祇園祭と変わらない盛況ぶりだった。京都でのセミナーは、地元京都信金さんのご協力もあり実現に至った。
神戸会場 インターナショナルな風景
三都セミナーは各会場とも個性あふれる人々の集まりで熱気溢れるものとなり、予想以上の盛り上がりをみせた。神戸は土地柄か多くの外国人参加者が集まってくれ、実にダイバーシティ溢れるものとなった。北米、亜細亜、中近東、南米等の外国の方々が片言の日本語を駆使され神戸っ子と対話をしていた姿が印象に残った。会場となった地元アパレル企業の何とも味のあるレトロな会場も一役買った。帰り際に一時訪問中のアメリカ人女性が、「これは国籍を問わず、とても大事な話です」と深々と言ってくれたのに感動した。社起大の錦の御旗でもあるソーシャルミッションに対するコメントである。
大阪会場 ガチ議論な風景
大阪のセミナーは梅田の商業施設内にあるトレンディカフェを利用して行った。会社帰りのビジネスピープルがメインの客層であった。多くの社起大OBたちも参加してくれ、神戸とは異なる盛り上がりを見せてくれた。神戸が比較的まろやかな対話だったの対し、大阪はガチな議論をしていた印象。神戸に続き地元大阪のロックンローラー、チャーリー西尾のオールディーズソングが華を添えてくれた。
京都会場 哲学の小道な風景
京都はユニークな参加者で、まさに老若男女。現役大学生から傘寿近いシニアまでの幅広さ。金融マン、経営者からアーティストや主婦までも。3都会場でもっとも濃い人々が集まったように感じられた。しかし不思議なもので一人一人の参加者と話していると、共通の知人がいることが次々と発覚した。類は友を呼ぶとはよくいったものだ。セミナー最後の質疑のコーナーでは、深い質問が寄せられた。「社会起業家でなくとも、通常のビジネス起業家であっても社会課題解決の要素が含まれているのではないか?」「ソーシャルミッションは自分らしさよりも、社会課題が優先するのではないか?」等々。社起大セミナー初体験者からこんな質問が出ることは珍しい。さすが哲学の源流京都!
左/できたてのクラフトビール 右/オーナーの桑原氏
セミナー終了後、今回のセミナー参加者の桑原氏が奇しくもオーナーの「京都嵐山ブルワリー」に繰り出し、さらなる親睦を図った。空きっ腹に度数の高い地ビールはさすがに堪えたが、何杯もパイントをあおってしまった。夜のJR京都駅は恐ろしいほどの人で溢れかえっていたが、興奮冷めやらぬ中心地よい疲れとともに帰途についた。
半年にわたる三都物語のツアー、良き思い出となりました。
MCの山川さん、そして加勢してくれた社起大OBOGには心より感謝いたします。
M放送の山川氏と@神戸