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社会起業大学 学長の林 浩喜(はやし ひろき)です。
このROCKY通信では、皆さんが、人生やビジネスのヒントとなるようなお話をさせていただければと思います。
皆さんのお役に立てましたら幸いです。
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皆さん「インパクト投資」という言葉をお聞きになったことはあるだろうか?今回はそれをお仕事にされている株式会社Integrityの西山智史さんにご登壇いただき、わかりやすく解説していただく。
そもそもインパクト投資とは何か?インパクト投資が世界的にどういう背景で起きたのか?通常のベンチャー投資と何が違うのか?その評価法は?といった全体像の話から、実際に西山さんがどのような社会起業家にどのような基準で投資し、どのような活動支援をしているのか?といった具体的な話まで聞かせて頂こうと思っている。
西山さんとは昨秋に出会ったのだが、初対面でありながら社会起業に対するビジョンや思いが社起大ととても近く、共感を覚えパートナー提携をした。名は体を表すというが社名が西山さんの仕事に対する姿勢を表しているのは間違いない。
“Integrity”とは「誠実、真摯、高潔」と辞書にはあるが、僕が米国にいた時にビジネススクールでも良く使われていた言葉だ。ニュアンスでいうと辞書よりもさらに高次で包含的な概念だったような気がする。企業人としてのみでなく、一社会人、一個人としても成熟し、完成度の高い人格というような理解をしていた。当時は1990年代中盤で世界的大企業の不正が露呈していた時期で、Ethics(倫理)という言葉とともに使われることが多かった記憶がある。
ご自身は不動産開発、ベンチャー投資、財務コンサルティング等様々なご経験を経たのちにスタートアップ企業を支援する社会起業家となられた。会社のミッションは「Integrityは働く投資家です」というもの。実にわかりやすいではないか!
皆さんの中には投資家といえば「お金を出して文句はいうが、汗はかかない人たち」と思い込んでいる方もきっと多いだろう。西山さんは社会起業家とともに汗をかいて社会起業家の苦しい創業期を財務のみにとらわれない総合的な伴走支援するのを業とされている。インパクト投資という新たな投資形態は今後新たな潮流となってゆくであろうことが予測されているが、同社の将来像についても聞いてみたい。
コロナ前後から社会起業の分野には若者も多く参入を始めており、新たなステージに入った印象がある。実際大学で教えていても、社会課題に対する問題意識や共事者意識は我々大人よりも強いものが感じられる。取り組む社会課題もより多岐にわたり、僕のクラスの生徒たちからも色々なアイデアが出される。
そんな若者たちが社会を変えようとしなやかに動き出しており、今後ますます社会起業家の予備軍が増えてゆくことが予想される。これまでの社会起業とは実現の手段が変化してゆくかもしれない。ひょっとするとゴール自体も。今回そういった話もできるのではと今から楽しみにしている。
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