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【 ROCKY通信 】第191回 ベンジャミン・フランクリンの「13徳」とは

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いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

社会起業大学 学長の林 浩喜(はやし ひろき)です。
 

このROCKY通信では、皆さんが、人生やビジネスのヒントとなるようなお話をさせていただければと思います。

 

皆さんのお役に立てましたら幸いです。


 
 

【 ROCKY通信 】第191回 ベンジャミン・フランクリンの「13徳」とは

ベンジャミン・フランクリン

 

週末は、やまぐち社会起業塾の塾生と共に長門市に1泊2日のフィールドスタディに向かった。メインとなったのは。日曜日に行われた深川養鶏農業協同組合の末永代表理事によるご講演だ。75年の社史を振り返りつつ、4代目の末永氏の経営理念、そして赤裸々な経営史を、経営数値を交えつつお聞かせいただいた。盛りだくさんの講義内容の最後に、ベンジャミン・フランクリンの自叙伝にある「13徳」の引用話があった。

ベンジャミン・フランクリンといえばアメリカ合衆国の父であり、合衆国憲法の起草者である。また、避雷針を発明した科学者でもあった。しかし僕にとっては約40年間にわたり背骨となり支えてくれた人物でもある。大らかで誠実な末永氏には初対面から親近感を覚えていたが、なるほど納得至極という訳である。フランクリンにはプロテスタントとして強い影響が見て取れるが、あえてその13の徳目を吟味しつつ、自己評価をしてみた。

 

 

1. 節制/満腹と暴飲への戒め 自己評価2

さすがに暴食することはもう無くなったが、暴飲はまだたまにある。心おけない仲間たちと羽目を外せる状況になると、今もたまにやってしまう

 

2. 沈黙/他人にも自分にも害するようなことは語らないこと 自己評価4

これは比較的出来ていると思う。今後は益々そうなってゆくと思う

 

3. 秩序/あるべき場所にモノを置き、しかるべき時間に仕事をすること 自己評価2

規則性はあえて守らないことも多かったし、正直苦手でもある

 

4. 決意/なすべきことを決意し、途中で挫折しないこと 自己評価5

これはやってきた自負がある。今後もそうありたい

 

5. 倹約/浪費をしないこと 自己評価5

無駄な出費をしてはならないとあるが、本当に欲しいものは財布が許す範囲内で入手してきた。他者からは批判されることもあったが、後悔はない。一見無駄と思われるものであっても、それは当人が判断すること。本当に欲しいものは裏切ることはなかった

 

6. 勤勉/時間を無駄にしないこと 自己評価5

不要な行動は排し、有益なことに時間を費やせとあるが、これも当てる物差し次第で評価は変わる。5に同じだ。いかにもプロテスタント的な発言だ。自分が秩序を保つ勤勉家とは思わないが、本当に興味関心を持ったことにはとことんのめり込んできた

 

7. 誠実/姑息な手段を用いることなく、物事に悪意なく正しく考えること 自己評価4

王道を歩めということか。正面から向き合うことはしてきたと思うが、経験を積むに従い手練手管になってきた面は否めない。ただ残りの人生ではまた元のように戻りたい

 

8. 正義/有害な行いをしたり、不正を行うべからず 自己評価3

自分では正義感は強い方だと思うが、正義もまた誰の視点で見るかによって変わってくる。ベンジャミンの前提とする神の視点であれば、まだまだゼロかもしれない

 

9. 中庸/極端に走らないこと 自己評価1

東洋的な価値観のような気がするが、個人的には好きではない。その時その時に自分が正しいと思うことを信じ、右に行ってぶつかり左に行ってぶつかりで良いと思う。その結果として中庸という境地に至るのなら良いがそれを初めから目指したいとは思わない

 

10. 清潔/身体、住居を清潔に 自己評価3

毎日入浴し、衣服を変えているし汚くなる前に普通に掃除はしている

 

11. 平静/些細な出来事、理不尽にも動じないこと 自己評価4

多くの経験をしたことで、自然にそうなってきたという感覚はある。しかしこれは一歩間違えば鈍感、愚鈍に通じることにもなるので自戒してゆきたい

 

12. 純潔/性行為は健康と子孫繁栄の為に行うこと 自己評価3

これは難しい問題だ。目的をこの2つだけに限定されると逆に不毛の人生になるとも思われるのだが、、、

 

13. 謙遜/キリストやソクラテスを見習うこと 自己評価4

以前よりはできるようになったと思っている。どう自分を他者に役立てさせてもらえるか?が残りの人生のテーマだ

 

 

冒頭で述べた、僕が16の時にフランクリンが与えてくれた背骨、それは「意志あるところに道は開ける」という言葉だ。高1の3月末、英語の故原田稔先生が、転勤前の最後の授業でこれを僕らに授けてくれた。“Where there is a will, there is a way”と板書し、和訳を語り、「フランクリンの言葉と言われちょる」と教えてくれた。爾来この言葉とともに生きてきた。長いものでもう45年が経つ。これまでの僕の人生はこの言葉と共にあった。解釈は年齢と共に変わっていったが、人生と一体化し大事な信念となった。

 

深川養鶏農業協同組合 末永明典 代表理事

 

深川養鶏農業協同組合HP

深川養鶏農業協同組合
大自然豊かな山口県長門市にて、山口県産地鶏「黒かしわ」や「長州どり」などを育てる深川養鶏は、全国的にも珍しい養鶏専門の農協です。先進技術と長年の経験をもとに、鶏の生産に係る事業から鶏肉および加工食品の製造と製品販売等、多岐に渡る事業を展開し...

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