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【 ROCKY通信 】第171回 Being お寺で唸ったショーケース説法

メールマガジンご購読者の皆様
 

いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

社会起業大学 学長の林 浩喜(はやし ひろき)です。
 

このROCKY通信では、皆さんが、人生やビジネスのヒントとなるようなお話をさせていただければと思います。

 

皆さんのお役に立てましたら幸いです。


 
 

【 ROCKY通信 】第171回 Being お寺で唸ったショーケース説法

近所のお寺のショーケースにあった説法

 

近所を散歩していた時にお寺の入口脇のショーケースに説法があった。チラッと横目で見ただけだったが、気になったので戻って読み直した。うーん、参ったな。そしてその通りと得心がいった。実はキリスト教会や仏教寺院にあるこの手のショーケースをみるのは好きで、普段歩いている時のワンストップ教養講座として楽しんでいる。

 

今回のはちょっと身につまされるというか響いてしまった。子供って本当に親の思う通りにはならない。自分の場合、主体性を持たせてそれを応援するというスタンスで向き合って来たのでそうなるのも尚更なのだが、、、

この説法の言いたいことは、自分が出来ていない理想を親が子供に押し付けてもその通りにしないが、親が実行していることなら善行でも悪行でも真似するよ、というものだと理解した。

 

私ごとだが、子供が幼児期から小学4年くらいまで映画鑑賞や音楽鑑賞で自己の道徳基準や世界観の確立を促しつつ楽しみながらやって来た。映画の鑑賞後になんであの時クリスは友達を誘って旅に出たんだろう?とか、ドロシーは本当はお家に帰りたかったのかな?とか互いに質問して感想や意見を述べあったりした。

音楽についても幼児期から好みはちゃんとあったが、それをベースに色々なジャンルの音楽を聴かせて、共に楽しんだ。僕がボクシングの試合に出場する時は、入場曲を選んでもらった。アレにしようかコレにしようかと盛り上がりに盛り上がった。今となっては良き思い出だ。涙

 

しかし、小学高学年になった頃からは既に自分の意志での判断が始まり、それが親の意向よりも優先されるようになっていった。まさに「子供は親の言うようにはならぬ」だ。それはそれで良かったのだが、こと道徳基準に関しては親以上に子供の方が厳しい規範を持っており、こちらの方が正論に負かされてしまうこともしばしばだった。よって説法のニュアンスとは若干異なるが、今回の説法文句にある通り子は親の言う通りにはならない。

 

「親のしているようになる」、これは小学高学年まではそうだったが、今は分からない。たぶん自分のような親が反面教師となって、きっと逆の志向、いや思考に走っていることだろう。

ただ、自分自身を省みると、親の価値観から外れようともがきながらも生きて来たはずなのだが、五十路に近づくあたりから、アレ?これって親父の思考回路じゃん!とか、今のはお袋の発言パターンじゃないのよ!みたいなことが頻発し始め、ちょっと凹むやら納得するやらで忙しい。笑 結局は血に背けないということか。親のする事を知らず知らずのうちに無意識に実行するようになった。これって「親のしているようになる」って事とも一脈通じるものがある。

 

初めは正直嫌だったが、最近はあの両親の子なんだからそうだよな、と受け入れられるようになった。正直、少し嬉しい気持ちも芽生え始めた。父が亡くなってから。そしていつの日か我が子達もいずれそうなる日が来るのでは?と、内心ほくそ笑んでいる。


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