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【 ROCKY通信 】第164回 東大駒場 立て看ランキング

メールマガジンご購読者の皆様
 

いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

社会起業大学 学長の林 浩喜(はやし ひろき)です。
 

このROCKY通信では、皆さんが、人生の転機を逃さず、新たな人生目標を定め、社会貢献ビジネスを創業していくヒントとなるようなお話をさせていただければと思います。

 

皆さんのお役に立てましたら幸いです。


 
 

【 ROCKY通信 】第164回 東大駒場 立て看ランキング

東大駒場の象徴 1号館

 

先週約20年ぶりに近所の東大駒場キャンパスを散歩してきた。教養課程のキャンパスだが、実は30年前にこのキャンパスで3ヶ月くらいお世話になったことがあった。どう世話になったかはまた別の機会に話したい。笑 かつてキャンパス内にあった昭和というよりも戦後臭プンプンの古い建物群は全て近代的なデザインで立派に建て替えられていた。

 

大学のキャンパスは洋の東西を問わず良いものだ。本当に。特に新入生の増える入学シーズンは良いものだ。夕暮れ時だったのでキャンパスは人気も無くなりかけ、何とも言えぬゆったりとした、時間が止まったような雰囲気に包まれていた。何だかデジャビュのような気分になる。体育会の掛け声、吹奏楽部の金管楽器の練習音がどこからともなく聞こえてくる。短時間ながら久々に自由な空気を満喫できた幸せなひと時であった。

のんびり歩いていると、クラブ活動の新歓の立て看板が林立しているのが目に入る。皆懸命の力作で、眺めているだけでも楽しい。世相なのか「社会」「世界」を変えるというメッセージの入った立て看が多かった印象だ。きっと社会課題への意識の高い学生が多いのだろう。体育会はユーモラスな表現のものが多かった。今日は立て看特集で行こう。

 

特に目に留まったものをランキング形式で紹介してゆく。

選択基準は立て看のインパクトおよび活動内容をベースに独断で。

 

1位 ボクシング部

このグローブ、使用感からして少なくとも20年モノ。たくさんの血と汗を吸ったツワモノ。デザインからしてウイニング製14オンスか。何とも言えないリアリティがあり、またシンプルな構図も気に入った。インパクトもあり文句なしの第1位だ。ボクシング部、2部目指して頑張れ!

 

2位 東京大学百合愛好会

これはサークルだろうか?一瞬意味がわからず立ち止まってしまった。最近はNHKも含めTVでも堂々とLGBTQ テーマの番組が組まれている。新聞紙上でも頻繁に記事を見かける。大学でのジェンダー系の部活というのは一昔前だと考えられなかったが、それだけ社会が寛容になり価値観も拡がったという証拠だろう。より生きやすい世界の実現に向けて頑張れ!

 

3位 ラグビー部

これには笑ってしまった。明らかに予備校四谷学院のパクリだが、何とも微笑ましいではないか。しかし立て看としてのアピールには成功している。そしてモデルの桑田君のいかにもビー部っぽい出で立ちがまた良いね。いつの日かオックスフォード、ケンブリッジを倒すべく頑張れ!

 

4位 狩人の会

ハンティング部なのだろう。看板は鹿の角と狸の皮だけでシンプルに表現されているが、何とも言えぬ味わい深さがある。みんなマタギの格好をして山野を巡るのだろうか。しかし面白い部活があったものだ。現在、日本中で害獣問題が大きな社会課題となっているので、そういった意味でも活動範囲は広がることだろう。まずは狩猟免許の取得目指して頑張れ!

 

5位 東大むら塾

何とも地味な立て看で、ついつい通り過ぎてしまいそうになった。しかし活動内容は立派。高齢化が進み継承者のいなくなる里山。そこを自ら動いてその社会課題に取り組む姿勢が素晴らしい。遊び呆けていた僕の学生時代では考えられないことだ。是非ともこの地道な活動に継続的に取り組んでほしい。農村復活のキッカケとなるべく頑張れ!

 

6位 ボート部

さすが名門ボート部。清々しいながらも自信あふれる構図が良いね。鍛え上げた肩筋、腿筋の力強さと水の美しい青さのコントラストが目を引く。部員は年間を通じて戸田の艇庫で合宿住まいなのだろうね。新入生はそれを知っているのだろうか?笑 ボート部、日本一目指して頑張れ!

 

7位 躰道部

たいどうぶ、と読むそうだ。地味ながらもつい立ち止まった。猿回しのように大勢の学生が宙に舞っているのが気になったから。「全員が未経験」、「誰でもバク宙・バク転は飛べる」というコピーは、勉強漬&運動嫌いだった過去を持つ新入生にはきっと響くだろうな。社会人になってもバク転ができると人気者になれるよ。運動音痴のキミ、頑張れ!

 

8位 瀧本ゼミ 政策分析パート

すっきりシンプルな立て看ながら、全体として知性と良識を感じる。フォントや文字間バランスもいい。政治学科のゼミの分科会活動だろうか。いわゆる政策起業家的な活動をするのだろうが、東大らしさに溢れた看板だね。将来のチェンジメーカー目指して頑張れ!

 

9位 体操部

この昭和な感じの漫画タッチは、派手さはないがついつい見入ってしまった。3コマだがリズム感があってなかなか良い。メッセージ性は特にないのだが、何故か印象に残る不思議な立て看だ。難技、後方かかえ込み2回宙返り3回ひねり目指して頑張れ!

 

10位 ビジネスコンテストキング2022

これは去年ビジコンを実施した学生団体の看板だろう。東大総長が昨年の入学式で東大を世界に誇れる起業家育成校にすると宣言したのは記憶に新しい。きっと昨年度は文系理系を問わず多くの優秀なプランがプレゼンされたことだろう。世界の社会課題を解決する素晴らしいアイデアを発案し、世界に通じるアントレプレナーを輩出すべく頑張れ!

 

番外編

これはアジテーション系立て看か?強烈なインパクトがあった。昔の全共闘時代を想起させるような印象。この立て看を認めている東大もさすがだ。怒れる若者を感じたのはこの立て看1枚のみ。一見平穏でノンポリな最高学府。そんな中で体制に一石を投じるこれを書いた学生たち、これからも反骨精神を大事にして頑張れ!


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