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【 ROCKY通信 】第125回 ロゴが示す企業の盛衰 自動車編

メールマガジンご購読者の皆様
 

いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

社会起業大学 学長の林 浩喜(はやし ひろき)です。
 

このROCKY通信では、僕が社会起業家の育成・支援に携わっている中での経験や僕自身の人生での学びや考えをシェアさせていただいています。
皆様の起業のお役に立てられましたら幸いです。
 
 

【 ROCKY通信 】第125回 ロゴが示す企業の盛衰 自動車編

 

久々に近所を歩いていて、普段は目にも止めないコインパーキングに目をやると、多くの自動車のロゴマーク(エンブレム)が目に飛び込んできた。車そのものよりもなぜかロゴが気になった。それは単にブランドを識別するための手段ではなく、僕にそのブランドに対するイメージを想起させ、ポジショニングをさせている大事なものだと今更ながら思ったからだ。

 

元来全く自動車には興味が無いのだが、今回ロゴを集中的に見て自分の中に勝手なブランドイメージ、いや偏見?思い込み?があることに気づき面白くなった。またデザインというアートの観点で見て楽しさも感じた。識別するだけなら社名さえ書いてあればそれで済むのに、デザインで記憶させるという戦略。ブランドビジネスの伝統を誇るヨーロッパ系メーカーには、日米企業に比べ優位性があるよう感じた。

 

そして感じたのは、ロゴにブランドストーリーが見えるメーカーは経営的にも強いということだ。日本のメーカーが苦戦低迷しているのもそこと連動している気がした。ブランドストーリーとはDNAの結晶とも言え、顧客への信用の証であると同時に社員やステークホルダーの心をまとめるシンボルでもあるのだから当然の帰結かもしれない。

 

自分の持っている偏見、思い込みをここでご披露してみたい。まさに得意の“イロジカルシンキング”で手前勝手な解釈であることをご容赦頂きたい。パーキングで目に入った順に紹介していく。

 

 

アルファロメオ

 

今回最初に目に入ったロゴ。ロゴというよりも紋章。そう、これは確かアルファロメオの本拠地ミラノの支配者だったビスコンティ家の紋章だったはず。十字架と人を呑む蛇の組み合わせ。意味は知らないが、色彩とともに強烈なインパクトがある。故障は多いが、流線型のデザインや美しいボディカラーが印象的で、乗る人を選ぶ車というイメージだ。

 

マセラッティ

 

社名を書いただけのシンプルなロゴだが、美しいオリジナルフォント。クーペな感じのスポーツカーで、色合いも渋めで、知性的な印象。ダイナミックなイタリア車の中では独特のポジショニングで、医者、弁護士と言った知的職業に就いている人に似合いそうだ。

 

フォード

 

大衆車を得意とする量産メーカーの世界的な代表格で、ロゴにもそれを感じる。ただアート性は希薄で、極端に言えば車の機能さえ果たしてくれたらいいという印象だ。創業者が「顧客が望んでいるものは最も早い馬だ」と言った話は有名だ。

 

メルセデス・ベンツ

 

多分自動車メーカーとしては最も世界で知られているロゴだと思う。シンプルで力強く、信用をも象徴している。それは機能性、乗り心地、安全といったものを統合し、デザインも含め高級車のイメージを確立してきた歴史と自信を感じる。

 

BMW

 

この車のロゴもデザイン的に秀逸。真ん中の青白の形は、確か飛行機メーカー出身のプロペラを表現していると聞いた気がする。ベンツと並ぶ信頼できる高級ドイツ車の双璧。

 

アウディ

 

なんだかオリンピックロゴみたいで記憶に残るデザインだ。何を表しているのだろう?どっちかというとベンツよりもBMWのライバルというイメージ。BMWが硬いイメージなのに対し、アウディはデザインも含めて柔らかい印象。女性的というか。

 

フォルクス・ワーゲン

 

ロゴに記憶はあったが、久しぶりに見た印象。ドイツの大衆車メーカーだが、久々に見た車体に、今や東京ではベンツの方がたくさん走っているのではないか?と思った。昭和の日本人が唯一手の届いた外車だったという印象。特別感は正直あまりない。

 

ポルシェ

 

これもロゴというより紋章だ。真ん中に馬がいることからもスピードを売りにしていることが伺える。まつ毛のような立髪のような模様は何を表しているのか?車のデザインも個性的で(昔からカエルに見えて仕方ない)機能的にも信頼できる才色兼備のスポーツカーという印象。

 

ボルボ

 

このロゴは中世の製鉄業の意味合いから来ているデザインだったと思う。北欧を代表するメーカーで、厚い鋼板から出来ている頑丈さが売りの硬派なメーカーという印象。子供ができて、その安全性からボルボに乗り換えたという人の話を昔よく聞いた。

 

トヨタ

  

だいぶ印象としては定着してきたこのロゴだが、昔のは違っていたような気がする。何を表しているのか不明だが、このロゴにTOYOTAのT、O、Y、Aが全部入っているように見えるが気のせいだろうか?レクサスの成功で、高級車市場にも橋頭堡を築いたが、そちらのロゴの方がより印象に残っている。

 

日産

正直記憶に残っていなかった。シンプルで良いのだが、個性の無いデザインで、かつての栄光を自ら消し去っているかの印象。こういうところにも同社の長期低迷の一部が感じられる。せっかくの伝統ブランドなのだから、デザイン再考してみたらよいのでは。

 

三菱

 

財閥で唯一の自動車メーカーということで、スリーダイヤのロゴは誰の記憶にも残るが、メーカーとしての個性や強みといったものは感じさせられない。かつてはランサーやパジェロといった名車も生んできたのだが。

 

スバル

 

かなり強烈なデザインで、かつ昔から手を加えていないのか、妙にアナグロなインパクトがある。確か雪国に圧倒的に強い技術的強みを持っており、そのイメージもあってか独自のポジションを築いているという印象だ。

 

ホンダ

 

シンプルで分かりやすいロゴだがデザイン的には何気に個性も併せ持っている。まだホンダイズムの匂いが残っているようにも感じられる。ひところに比べて個性的な車作りがされていない印象だが、また何かやってくれるんじゃないかという期待感はある。

 

マツダ

 

一瞬このメーカーはどこのだろう?と迷ってしまった。僕が自動車そのものに関心が薄いからかもしれないが、全く記憶になかった。アジアの新興ブランドか?と思ってしまった。マツダの匂いが無くなったのは、フォード傘下に入ったことと無関係では無い気がする。

 

テスラ

 

従来の自動車ロゴには無かったタイプで、IT企業のロゴという印象かもしれない。創業者の印象が強烈すぎて、電気で動くこと以外は何がウリなのかよくわかっていない。知人達が誇りを持って乗っているのを見ると、マスク氏のスピリットを乗りこなす事がウリなのかもしれない。

 

フェラーリ

 

今回は見かけなかったが、スポーツカーの絶対王者として君臨するフェラーリ。エンブレム自体が、車のコンセプトであるデザインと性能の見事な一致の象徴となっている。セクシーで凶暴なエンジンを持ったまさにイタリアの美しき暴れ馬だ。間違いなく乗り手を選ぶ車だが、金に糸目を付けずに買いたい人が世界中にいるので、価格は上がる一方で中古車市場でも値上がりが止まないという。


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