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いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。
社会起業大学 運営事務局の辻です。
このメールラジオ「起業相談“Hi Rocky!”」では、社会起業大学学長の林浩喜(Rocky)が、皆さんからの人生の転機や人生目標、社会貢献ビジネスに関する相談に、少しフランクに、ラジオDJがリスナーからの質問に答えるようなかたちでお伝えしていきます。ぜひお楽しみください。
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“Hi Rocky!”
今まさに人生の転機にいます。起業したいと思っていますが、どうしてもその「勇気」が出ません。
起業する勇気はどうすれば持てますか?
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ついに4月じゃね!
昨日渋谷や品川に行ったんだけど半端でない人出だった
インバウンドもコロナ前のように目立った
インフレだけど、景気は回復しそうだね
さて、今日は起業を考えているけれど、どうしても「勇気」が持てないというこの方へのアドバイスを!
最初に聞いてみたいのは、「君は深いところで本物の動機を持っているか?」というもの
俺は昔、アマのボクシングの試合に出ていたんだけど、殴られるのは怖いんだよ、本当に。
特にビギナーの頃は。上級の人とスパーリングするといいようにやられる。勇気を振り絞って打ち返しに行くと今度はカウンターをもらう。そして打たれるのが怖いから、最後はディフェンスを固めて亀になる。笑
でもそれでも打ちに行かない限り勝つことは出来ない。当たり前だが格闘技はディフェンスだけでは勝てない。野球なら、空振り覚悟でバットを振らない限り試合に勝てないのと同じだ。まずはボクシングというリスキーな競技を始める勇気。そして試合でリングに上がる勇気。
起業も同じだ。失敗が怖いからどうしても最初の一歩が踏み出せない。失敗の恐怖。そこで想像される経済や風評の喪失。また既に過去に失敗のトラウマを抱えているかもしれない。じゃけどそこで止まってしまうのなら、所詮はその程度の動機ということだ。厳しくてゴメン。
多くの人が不安の中でロジカルに後戻りする理由を見つけようとし始める。しかしそこは人智を超えた存在に、どこまで君が本気かを試されていると考えて欲しい。そして勇気を持って突き抜けて欲しい!
ここで試されるのはボクシング同様に2つの勇気。最初は「俺は起業をする!」という決断の勇気。そして次に書き上げた事業計画を実際にスタートする勇気。君が今直面しているのはどっちの勇気じゃろ?
勇気を持つには、前回にも書いた強い動機が要る。「そもそもなぜ起業するのか?」に対する答だ。それなくしてはそもそも勇気なんか出っこない。しかしそこの決断さえできれば、きっと前進するパワーが内部から沸き起こる。そして自然に行動が始まる。
俺はそう思う
君はどう思う?
HiRocky