メールマガジンご購読者の皆さま
いつもメールマガジンをお読みいただき、本当に、ありがとうございます。
社会起業大学 教務部長の瀬田川 史典(せたがわ ふみのり)です。
今回から新しいメルマガをスタートしたいと思います。
このメルマガでは、皆さんが自分らしいキャリアを歩むにための基軸(アクシス)となるような何かを見つけていただくヒントになる情報や考え方をお伝えしていきます。
少しでもお力になれましたら幸いです。
一雨ごとに、秋が深まっていく気がしますね。
色づく前のしっとりとした深い緑を、なにやらゆかしと感じる今日この頃です。
ところで、皆さん
今までの人生で「あきらめたこと」いくつありますか?
また、「あきらめること」に対してどのようなイメージを持っていますか?
あ、説明が遅れました。私が「あきらめる」と言っているのは、
【 諦める 】もう希望や見込みがないと思ってやめる。断念する。
ではなく、
【 明らめる 】事情や理由を明らかにする。はっきりさせる。
の方です。
同じ読み方ですが、少しニュアンスが違いますね。
「諦める」はそこで歩みを止めてしまうイメージがありますが、
「明らめる」は、むしろそこから歩み出すイメージがあります。
アメリカの神学者であったラインホールド・ニーバーが、
小さな教会で説教をした時の祈りはまさにこのことをあらわしています。
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ニ―バーの祈り
神よ、
変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、明らめる知恵を与えたまえ。
(大木英夫 訳を一部改訳)
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実は、「明らめる」にはもう一つの意味があります。
それは、
【 明らめる 】 心を明るく楽しくする。気持ちを晴れやかにする。
です。
もし皆さんに悩み事や停滞していることがあるなら、明らめてみませんか?
気持ちが晴れやかになり、新しい一歩が踏み出せるかもしれません。