とある意識高い系男子学生の失敗録 | 【公式】社会起業家を育成するソーシャルビジネススクール 社会起業大学

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とある意識高い系男子学生の失敗録

前回のブログが、後から見返すと抽象的・なんか賢ぶってる・・・と、反省と後悔の嵐だったので、今回は方向性を変えてみます。

後から見返すと、学生時代非営利事業を設立し、3年間運営していた経験があることを思い返したので、しく●り先生風に皆さんの何かの参考になればと思い、とりあえず筆を進めたいと思いますー。

創業から廃業まで

時は21世紀を迎えたばかりの高校生時代、話すと長くなる(※)んですけど、

「大学では行動科学分野を学び、コンサルティング/マーケティング/リサーチ等の仕事につき、集団を成果に導くことを支援していきたい」

って、調子乗って意識高いキャリアプランを練っていたマセガキだったんですね。
(※実際に書いたけど長くなりすぎて消しました)

で、実際大学に入ってから、昔から好きな競技でもあるアメリカンフットボール部からの勧誘をきっかけに、

「将来のキャリアに向けた実践のためにも、スポーツ分析業を部に設立・従事し、チームを成果に導きたい!」
と意識高いことを思い、交渉の末アメフト部に入部。

1年生の頃は、経験のため運動音痴のくせにアメフトのプレーヤーを数ヶ月やったり、更に数ヶ月マネージャーとして試合や練習のビデオ撮影などを行ったりして、満を持して2年生に進級するときに「分析スタッフ」組織を立ち上げ、それから毎年新入生を勧誘し、最大5名体制で3年間この仕事に従事してきました。
(このへんの話も見事に話が長くなったので割愛!)

「チームの内部・外部の情報活用を通じて、チームを勝利に導く」ことをミッションに掲げていた、分析スタッフ活動。
組織に入って一緒に働いてくれた後輩たち、毎月数万円かかる活動資金の提供に限らず、ツールや場所、人手の提供など、多くの方の支援があったからこそ、何とか3年間運営できた次第です。

・・・と、こう書くと、なんか意識高い系学生が頑張っていた、風なエピソードですが、実際私にとってこの活動は「非常に悔しい、個人の仕事として情けない」思い出が多いです。
以下に反省点を掲げていますが、正直、「自己満の活動」だったと思っています。

・3年間とも、チームに成果をもたらす事ができなかった。
・抱え込みグセのため5人組織なのに私が大半の実務をやる状態で、マネジメントや組織戦略の策定を正しく行えなかった。
・他のマネージャー、選手、コーチ陣に対してうまく協業体制が築けず、後輩たちや私がしなくていい雑務に追われていた。
・私が直接一緒に仕事した後輩が卒業すると同時に、「分析スタッフ」組織もなくなった。自分が抜けても持続・発展する組織を作れなかった。

まとめ 〜協力を得ることの重要さとコツ〜

このブログを拝読頂いている方は、大なり小なり自分で新たな(事業?)活動を行うことに興味があるか、すでに実践されている方が大半だと思います。

私も企業で事業運営、企画、営業、事業推進などの職を勤めてきて実感しているのですが、企業内の方って大した見返りなくてもなんだかんだ協力してくれたりするし、企業外のステークホルダーに協力してもらう際は、特に営利法人の場合対価として何らかの金銭を支払いしていることが多いです。

だけど、私でいう「分析スタッフ」のような非営利の活動の場合や、営利法人でも創業期の場合などは、(十分に)金銭的な対価が払えなくても、組織外の方々に協力を要請することが多々あります。
いや、正しくは協力してもらわないと、言い方悪いですけど自己満の活動程度で終わることが多いと思います。まさに、私のしくじり事例のように。

個人的に、協力を得ることに対してポイントと思う点は以下の2点です。

1. 社会事業でいう「共感」のように、活動の体系や特性によって、「協力」を得やすいパターンやポイント、そのためのコツがある。
2. 私の「抱え込みグセ」のように、個々人ごとに協力が得られる勝ちパターン、妨げる負けパターンがある。「こうあるべき」「こうあらねば」じゃなく、自分のスタイルを確立すればいいと思う。

以上、私のしくじり経験の屍を超えて、みなさんが突き進みご活躍する礎になればと思ってタラタラ記載しました。
・・・うん、このブログ結局また真面目か!

第14・15期 ミッションマネジメントクラス受講生 近藤 淳史


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