手術を受けるのはどうしたって怖い | 【公式】社会起業家を育成するソーシャルビジネススクール 社会起業大学

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手術を受けるのはどうしたって怖い

こんにちは。ミッションマネジメントクラス土曜クラスの眞部陸冶です。

先日、アクションラーニングの授業が終わりました。
最後まで自分の話を聞いてくださり、フィードバックをしていただいた皆様には心から感謝しています。

とても楽しい時間を過ごせました。
勉強ばっかりしていた自分にとって、人の話に真剣に耳を傾ける経験は、とても貴重なものでした。

そこで今日は、そのアクションラーニングで学んだ内容で記事を書こうと思います。

それは、「抱いている感情を自覚して、それを認めること」です。

実はこのブログを書いている日、自分は手術をします。
右手に埋め込んでいたワイヤーを抜き取る時が来たんです。

昨年の9月の終わり、バイクではしゃぎすぎた結果、事故を起こしました。
壁に激突しかけた結果、右手の親指を脱臼しました。

当時は痛みが全くなく、腫れもしなかったため、「けがはしたけど大したことなくてラッキー」とタカをくくっていました。

しかしCTで検査した結果、骨折していました。
医者は「ベネット骨折だね。治るのに時間がかかるんだよ」と言われたのを覚えています。
自分としては結構ショックでした。

「このままギブスしても治るとは思うけど、骨がつながらない可能性もある。どうする? 手術する? ワイヤーを埋めて固定するんだけど」
なんて、あっさりと聞いてきました。

その時の自分は、

「ああ、いやだなあ。こわいなあ」

と心の中でしっかり言ったのを覚えています。
骨が折れているのも、手術するのも、ワイヤーを入れるのも、正直嫌でした。

それでも、自分は手術を受けるといいました。
その理由は、今ではあまり覚えていません。
確実に治る方法をとった、ギブスをはめたままの状態が嫌だった。
後から理由はいくつか思いつきますが、とにかくその日のうちに自分は結論を出しました。

それは、「こわい」「いやだ」と思った自分を認めることができたからだと思います。

あの時埋め込んだワイヤーを抜き取る今の段階になって、自分はそのことに気がつきました。
「あの時、自分は怖かったし、嫌だったんだ」と、自分と認めることができました。

だからなのか、これからワイヤーを抜く手術に挑むというのみ怖さは全くありません。
精神的に、前よりもずっと落ち着くようになった気がします。

おかげさまで、周りからは「なんでそんなに平然としていられるんだ?」と面と向かって言われるようになってしまいましたが。

まだ自分の中には、認められない感情もあったりします。
特に昔のことやつらいことを思い出したときは、難しいです。

少しずつ、自分の感情とも向き合っていこうと思います。

それでは今日はこの辺で。

第16期 ミッションマネジメントクラス 眞部 陸冶


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