メールマガジンご購読者の皆様
こんにちは!
社会起業大学 学長の林 浩喜(はやし ひろき)、通称Rocky(ロッキー)です!
このメールラジオ「起業相談“Hi Rocky!”」は、皆からの人生、仕事、起業、ビジネスに関する色んな相談に、俺の体験談も踏まえてフランクにちょっぴりラフに、ラジオDJがリスナーからの質問に答える感じで配信してるんで、ぜひ楽しみながら読んでもらえたら喜び〜 君の質問・相談も待ってるぜ〜!
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“Hi Rocky!”
SDGsについてです。
年々、社会的な認知が高まってきている一方で、
私は企業活動などを見ると表面的に思えてしまうことも結構あると思っています。
林学長は、現状のSDGsに対してどのように思われているのか伺いたいです。
(30代男性)
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正直に言うよ
初めてSDGsのことを知った時、これはバブル時代のメセナと同じになるなと思った
一時的なトレンドというかファッションというか
ただSDGsには時限もあるので策定に関わった人々はきっと本気だったのだと思ったよ
SDGsがポスト資本主義の文脈において大きな一石を投じたことは間違いない
利潤の追求には必ず残滓を伴うという当たり前のことを明示し、社会課題を自分ごと化させる契機にしたのだから
あと画期的だったのが、ともすればネガティブになってしまう社会課題を
明るい色やデザインでポジティヴな要素を出せたことだね
ナンバリングもし、子供でもわかるように整理してくれたことは普及・定着につながったと思うよ
2030年迄に17項目の全てを実現することは不可能だと思うが、
大きい意味での価値観の転換や方向性を示したという意味でSDGsが果たした役割は本当に大きいよ
今は小学時代から学校で学んでいるから、彼らが社会の中枢を担うようになった時にきっと時代が動くんだろうね
確かに君のいう通り、これ見よがしにSDGsのバッジを上着に付けた会社員を見ると疑問は湧いてくる
どこまで本気なのだろうか?と
利潤の一部を還元してまで実現する気はあるのだろうか?と
これは自分自身に対する自戒の念も含めてなんだけどね
また君が指摘する通り表面解決だけでは結果は出ない
かのマイケル・ポーターが言ったそうだ、「社会課題はビジネスのネタになる」と
確かになるだろう
しかしそれで列記された社会課題の本質的な解決になるとは思えない
トレードオフで2次問題、3次問題が引き起こされることもあるから
根本解決にはどうしても引き算の哲学が必要になる
“Less is More”だね
SDGsとは、資本主義下でそれが本当にできるのだろうか?という問いだと思う
俺はそう思う
君はどう思う?
HiRocky
戦争を無くそう
今回はどうだった?
次回も皆からの質問を待ってるよ、下のフォームにどしどし質問してくれ!
全部は無理かもしれんが、なるべく取り上げるようにするぜ!
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