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社会起業大学 学長の林 浩喜(はやし ひろき)です。
このROCKY通信では、皆さんが、人生やビジネスのヒントとなるようなお話をさせていただければと思います。
皆さんのお役に立てましたら幸いです。
新年第2弾は、やはり還暦に関連するテーマにしてみた。こんな機会でなければちゃんと考えないから。それは“Bucket List”の作成だ。死ぬまでにやっておきたいことのリスト。映画「死ぬまでにしたい10のこと」「最高の人生の見つけ方」に出てくるアレだ。なぜバケツかって?それは昔の死刑執行が首縄をかけた囚人の足元にあるバケツを蹴飛ばしてハンギングするというところに由来する表現だそうだ。つまり、バケツは死を意味している。
これまでの60年、振り返るまでもなく本当に早かった。その時その時は必死だったりするのだが、最も古い記憶…3歳くらいの時に小倉の祖父母の家で雪遊びをした時の思い出…から今日この時点まで、実に早かった。特に大学を卒業して社会に出てからは年々そのスピードは乗数的に加速している。特にここ5年は恐ろしいほどだ。
厚労省のデータをググってみた。日本男子の平均寿命は79歳。あと19年だ。そして健康寿命となると70歳。あとたったの10年だ!これにはさすがに驚いた。平素より「俺は75で帰天したい」と吹聴しているが、「そんな心配しなくても希望は叶えてやるよ」と神様に言われた気分だ。つい「平均」という言葉に逃げ込みたくなるが、長くなるとは限らず早まることだってあるわけだ。WOWこれは一大事だ!笑
お陰様でこれまでやりたいことは殆どやって来れたが、
さあどうするヒロキ?あと19年という貴重な残された時間で?
何を成し遂げたい?
何をしたい?
どうありたい?
「三途の川を渡る時、Vサインをしながら笑顔で!」というのが僕の終生ゴールなだけに、時間が最も貴重なアセットになったことが実感としてわかる。そう、実感として。時は金なりではなく時は比較対象の無い希少価値だ。アインシュタインは「時間は存在しない」と言ったそうだが、死を前提にすると絶対時間だって存在するだろうと思ってしまう。
決して弱気になってるわけじゃないが、、、
そういえば最近、一段と目が見えなくなってきたな
人の名前がどうしようもなく出てこない
簡単な暗算がなぜかできない
こないだ何もないところで蹴つまずいたぞ
酒も随分と弱くなったな
弟を亡くしてから死地からの目線を持ち続けて来たが、ゴールが迫りつつある中で、これまで以上に逆目線をしっかり持ち、その上で悠々と人生の仕上げにかかりたい。先週のロキ通で書いた「喜」を大事にしつつ。
さあて、“Bucket List”の作成に取り掛かるとするか!