【 創業当初ってどう売上立てたの? 】メールラジオ「起業相談 “Hi Rocky !”」 | 【公式】社会起業家を育成するソーシャルビジネススクール 社会起業大学

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【 創業当初ってどう売上立てたの? 】メールラジオ「起業相談 “Hi Rocky !”」

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こんにちは!

社会起業大学 学長の林 浩喜(はやし ひろき)、通称Rocky(ロッキー)です!

 

このメールラジオ「起業相談“Hi Rocky!”」は、皆からの人生、仕事、起業、ビジネスに関する色んな相談に、俺の体験談も踏まえてフランクにちょっぴりラフに、ラジオDJがリスナーからの質問に答える感じで配信してるんで、ぜひ楽しみながら読んでもらえたら喜び〜 君の質問・相談も待ってるぜ〜!

 

 

 

 

———

“Hi Rocky!”

創業当初って、どうやって売上立てていったんですか?

———

 

創業時で起業家が最も注力すべきは売上だ。この人の質問はちょっとボヤケてる気もするが、根元的な大事な問いじゃね。笑

ロジカルシンキングでいけば、ターゲット顧客にKBF(KEY BUYING FACTOR /顧客がその商品を買う理由)を提供しようというもんじゃが、最後はやってみんとわからん。俺の場合はカフェの間借り店舗がテストマーケティングその1だったんよ。

 売上 = 客単価 × 客数

そんなことは誰でも知ってる。価格のことは前に話したから今日は集客だ。

まずは君のビジネスの成功のピンポイントは何なのかを考えて決めてくれ。昔誰かも言ってたが、ボーリングで言えば君のビジネスのセンターピンは一体何なのか?ってことだね。センターピンを打ち抜けば、他のピンも倒れる。つまりそのビジネスの核心だね。

 

俺の場合は、間借り店舗のロケーションが、ターゲットとする想定顧客の20代女性が皆無という恐るべき前提だった。ゲイの聖地「新宿2丁目」だったからさ。間借りした店の客層はゲイとヤクザだった。ターゲットの若い女性はどう考えても入れないよね。

俺が決めたセンターピンは、オープン「初日」に客層が全部入れ替わること。若い女性ですし詰めにすることで、旧来の客層が来なくなると踏んだんだ。あとはどうやって若い女性をゲットするかなんだが、今思い返してもあのロケーションでよくやったと思う。ケーススタディになるぜ、マジで。笑 あ、実際グロービスがケースを書いてくれたっけ。

 

しかしこう極端になると、どうにもこうにも仕方ない。魚がいない所で魚釣りをするってことだからね。無いアタマで必死に考えたよ。結論は20メートルくらい離れた新宿通りから通行人の女性を呼び込むか、新宿通り沿いの中小企業や専門学校の女性を呼び込む以外に方策はないということ。

俺はまず新宿通りの角にあるコンビニにお願いして窓に1メートル四方のカッティングシートを貼らせてもらって通行女性にPRした。そしてチラシを3千枚刷ってそれら施設の女性を訪問して来店を促した。それらにはなんの成功の保証も無かったが、やったよ。この馬鹿になってやってみるという一見「イロジカル」なことを実行に移すことが大事なんだよ。

 

結果どうなったかって?初日に30メートルの行列ができた。20代女性の。3ヶ月間、ノンストップの行列だった。メディアもたくさん取材に来てくれた。「裏道に花あり」って、こういうことなんだと思った。

 

俺はそう思う

君はどう思う?

 

HiRocky

 

 


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