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社会起業大学 学長の林 浩喜(はやし ひろき)です。
このROCKY通信では、僕が社会起業家の育成・支援に携わっている中での経験や僕自身の人生での学びや考えをシェアさせていただいています。
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夜中にチラチラとTVニュースで見ている範囲でだが、「何でこうなるの?」というのが最初の印象だった。プーチンがウクライナ侵攻することは無いと思っていた。もう21世紀に入り、20世紀の過ちを繰り返すほど人類はバカじゃ無いと信じていたからだ。メディアでは色々言われているが、プーチンが一体何を得たいんだか分からない。ゼレンスキーとは親子ほど年が違うが、私怨から喧嘩を売っているように見えて仕方ない。別国とはいえ感覚的にはロシアの属国くらいの程度にしか思っていなかったのに、従順な態度を取らない小生意気なゼレンスキーに、軽く喧嘩を仕掛けたつもりが上げた拳を下ろせなくなった感じだ。そして国際的に叩かれて孤立無援になってしまったというのが実情のように感じる。一時期の北朝鮮のようにも見える。
民族的にも宗教的にも言語的にも近く、国民同士の悪感情はそれほど無いのではと思われる。近親憎悪というのもあり得るが、戦争をしたいほど憎しみ合っているとはとても思えない。ここは一つ、大統領同士がどこか離島にでも行って“ロシアンルーレット”で勝負をつければ良いのでは?と思う。国民は何も関係ないし、ロシアの兵ですら本音は平和を望んでいるのではなかろうか。ましてや最終ボタンを押せる人間はいないと信じたい。多くの兵士が大統領命の仕事として戦いを挑んでいるだけではなかろうか。もちろんウクライナ兵も。今回、世界的なボクサーのロマチェンコ、クリチコ兄弟(兄はキエフ市長)も祖国防衛のために立ち上がっている。本気で。ここはどうにか国民同士で対話をして最悪を回避する道はないのだろうか?民意こそが“コモンセンス”なのだから。
テレビで見ている限りでは、プーチンは意固地になっているようにしか見えない。そして気になるのは、このどさくさで中国が台湾の制圧に動くこともあり得る気がして少し不安になる。中国の静けさが不気味だ。そうなってくるとロシア・ウクライナ問題とは違い日本も彼岸の火事では済まないことになる。欧州で、そして東アジアでも火の手が上がれば本当に第三次世界対戦ということになるのかもしれない。個人的にはあり得ないと思っていたロシアによるウクライナ侵攻が現実となっている以上、世の良識や正義も無意味なものに感じられてくる。“コモンセンス”はどこに行ったのだ?本当に勘弁して欲しい。これは他人ごとではない。
ミャンマー内紛も、コロナももう遠い過去のことのようだ。せっかく世界的に機運が盛り上がっていたSDGsも、それどころではなくなってしまいそうだ。やはり“UNITED COUNTRY OF EARTH“的な発想が必要だ。国連では無理だ。