2021年9月8日(水)に、東京大学未来ビジョン研究センター教授の仲浩史さんの研究の一環として「日本企業の本業を通じた社会課題の解決」について議論をいたしました。
当日は、仲さんより日本企業に本来受け継がれている社会課題解決のDNAの原点と、それが不活性化されていることを示すいくつかの事象をご紹介いただいたうえで、「日本企業が本業を通じて社会課題を解決するために何が必要か」を総勢約50名の参加者の皆さんと議論を行いました。
日本の大企業でSDGsやCSRを担当する方はもちろんのこと、ベンチャーキャピタリストやインパクト投資家の方、ソーシャルインパクト評価のスペシャリスト、新社会人までがフラットに議論をしあう中で、様々なアイディアや課題が提起されました。
事務局として印象的だったのは、
「卓越した企業はCEOメッセージが面白く、CEO自らが自分の言葉で書いてる」
「自分たちの会社にSDGsの17項目をマッピングするだけでなく、その下にある169の達成指標と自社が同関連するかまでを考える」
といったお話でした。
仲教授、ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
多様なバックグラウンドを持った方々がより良い社会のためにフラットに議論できるというのは本当に素晴らしいことだと思います。
またこのような機会を作っていけたらと思います。