メールマガジンご購読者の皆さま
いつもメールマガジンをお読みいただき、本当に、ありがとうございます。
社会起業大学 教務部長の瀬田川 史典(せたがわ ふみのり)です。
今回から新しいメルマガをスタートしたいと思います。
このメルマガでは、皆さんが自分らしいキャリアを歩むにための基軸(アクシス)となるような何かを見つけていただくヒントになる情報や考え方をお伝えしていきます。
少しでもお力になれましたら幸いです。
まだまだ暑いですが、夜の虫たちは少しずつ秋のメンバーとバトンタッチをしているように聴こえます。
ところで皆さんは、
第二の人生を歩むとしたらどんな人生を歩みたいですか?
もしこれまでずっと会社員人生を送られてきていたら、案外この質問は酷かもしれません。
長く会社のために働いていくると、「自分が何をしたいのか」と考える時間も習慣もなかった方も多いかと思います。
でもこれからの時代は自分で考え、自分で選択することが出来なければ、長い人生を生き抜けません。
では一体どのようにこれからの人生を考えてゆけば良いでしょうか?
ノースイースト・オハイオ医科大学教授のマーク・サビカスは、
自分自身のキャリアストーリー構築のために次の5つの質問を提唱しました。
————————
1.幼い頃(6歳ぐらい)、誰に憧れましたか?
これはあなたにとってのロールモデルを知るための質問です。ロールモデルは「どんな自分になりたいか」を反映しています。3人ぐらい思い浮かべてみると共通点が見えてきます。
2.どんな雑誌やテレビを見ますか?
ここには職業的興味や働きたい環境などが表れます。最近だと良く見てしまうyoutubeもヒントになるかもしれません。
3.お気に入りの本や映画は何ですか?
本や映画は多くの場合、困難を乗り越えていくストーリーが描かれています。だからこそ、ここにはあなたが好む問題解決のかたちが反映されます。
4.格言やモットーはありますか?
これは自分自身に対するアドバイスです。次のステップに進むとき、迷ったとき、一番後悔しない自分なりの歩みの進め方が反映されているはずです。
5.最も幼い頃の想い出は何ですか?
これは個人的な先入観を知るための質問です。人生の初期にあった出来事が人生を支配するような感情を形成しているケースが多いです。
————————
いかがでしたでしょうか。
私もカウンセリングをする際、この質問を良く使います。
人生の基軸(アクシス)を見つける上で大きな手掛かりになるはずです。