メールマガジンご購読者のさま
こんにちは!
社会起業大学 事務局の辻 正登(つじ まさと)です。
このメールマガジン「SEC流ビジネスプランニング」では、
「社会起業大学(SEC)メソッドによる事業計画の創り方」を、実際の授業内容を基に具体的に解説していきたいと思います。
皆さまが、社会起業家という生き方・働き方を実現する、そのお役に立てられましたらとても嬉しいです!
社会課題の分析は前回の6ステップで進められると思いますが、「自分が本当にその社会課題を解決したいかどうか」つまり、自分の社会起業のテーマを見つけるには、また別の切り口で考える必要があります。
そこで、一度視点を「社会」から「自分」へ切り変えて考えてみましょう。そうすることで、「社会起業のテーマ」に対する自分の納得感がかなり得られます。
皆さんがいま、「こんなことをしていきたい」「こんな人たちの役に立ちたい」と構想されているのには、色んな理由や背景があるかと思います。
例えば、書籍や映画、テレビから影響を受けたり、家族、友人、職場との関係性の中で影響を受けたりと、
皆さんにしかないたくさんの個人的な体験が今の構想と結びついている場合があります。
そこで社会起業大学では、人生満足度グラフ、ライフラインチャートなどと呼ばれる「人生ヒストリー」を描き、個人的な体験を棚卸ししていきます。
紆余曲折、山あり谷ありのこれまでの人生を棚卸ししていく中で、
・すごく輝いた体験
・生きがいを感じた体験
・心底大変だった体験
・それを乗り越えた体験
など、たくさんの体験がきっとおありだったと思います。
その中でも、「自分にとっての重要な原体験」は何だったのか、を定めてみましょう。そこにこそ、皆さんの社会起業のテーマを見つけるヒントがあります。
「人生ヒストリー」、一度ぜひ棚卸してみてください。
次回は、一度棚卸しした人生ヒストリーを分析する、3つのポイントを解説いたします。