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【 ROCKY通信 】第281回 やまぐち社会起業塾 第4期開講!

 

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【 ROCKY通信 】第281回   やまぐち社会起業塾 第4期開講!

 

 

やまぐち社会起業塾 第4期開講式にて

 

 

第27回参院選がやっと終わった。国家の存亡以上に知人で選挙に絡んでいる人たちがいたので気になってはいた。しかし今月に入り自分の仕事も上半期のピーク的な忙しさだったので個々の候補者のマニフェストに目を配る時間は無かった。そして僕の予測は外れた。結局自民党が選ばれると思っていたからだ。多くの野党が改革の雄叫びを上げ、街頭でも気勢を上げていたようだ。しかし国内はいざ知らず、国際外交のかじ取りができるとは思えなかった。今や唯我独尊を標榜し関税で揺さぶりをかける米国、アジアでの覇権を力で実現しようとする中国。これまでにも増して強固な欧州経済圏を模索するEU等。自民党が盤石という訳ではないが、混迷期だからこそ野党にチャンスをというより、まずは喫緊の国内外の課題を与党に乗り切ってもらおうという選択をするのではと思っていた。

 

おっと脇逸れが長くなってしまった。先週末やまぐち社会起業塾は第4期生を迎える開講式が行われた。今回も事前に「塾生スカウトキャラバン」を実施し、社会起業家の卵の発掘に県内5都市を奔走した。多くの入塾志願者の中から選ばれた4期生の特長は、多士済々であること。取り組みたい社会課題もまちまちだ。その多くが自分事としてのテーマだ。そして年齢、経歴、強み特技から価値観までも多様だ。全員を横串刺す軸は「自分の才能を生かし、誰かの役に立つ」という社起大の開講理念である。一部紹介すると、衰退から絶滅に向かう地元漁港の現役漁師、地元の文化財施設を活用し知の交流拠点にしたい整体師、業界の労働環境改革に挑む看護師、アジアアフリカを学生時代に歴訪し、食の問題にメスを入れる映像クリエーターといった面々だ。

 

開講式はとても良い雰囲気だった。15人の志士の熱いメッセージに加え、開塾4年目を迎える13名の伴走支援者たち。こちらも現役の大学学長から政治家、仕業の人々、国家金融機関、地元の社会起業家、そして民放メディアといった万全の支援メンバーが心を込めて塾の支援への思いを語ってくれた。そして会場全体が一体となる空気を纏った。本年度よりYICという地元山口から京都まで、専門学校から名門女子大までを運営する教育コングロマリットが事務局として参画してくれた。なんとも心強い限りである。

 

実を言えば、本塾は3年で終了するかもしれないという話を開塾前に県側から示唆されていた。それがこの手のプログラムの通例らしい。しかし塾生、伴走支援者、事務局、そして県の一体の頑張りで4期目の開講となった。とくに卒塾生の活躍は目覚ましいものがある。僕も決意新たに再出航するつもりだ。「山口を変え、日本を変え、そして世界を変える」のヴィジョンを実現すべく。

 


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