2021年最後の学長特別対談は、クリスマス特別企画としまして、和歌山県・南紀白浜にあるキリスト教会の牧師、藤藪庸一さんをお招きします。1000人を超す自殺志願者の救済に取り組まれ、共同生活を通じ自立支援まで行う社会起業家としてもご活躍され、その活動内容は2019年に映画化もされ、NHKでも頻繁に取材されています。今回は「信仰と社会起業」というテーマでお話いただきます。
本セミナーは終了しましたが、アーカイブ動画をご視聴いただけます。
ぜひご覧ください。
現在日本では、年間に約2万人もの人が自殺しており、昨年2020年には、小中高生の自殺者数が過去最多の479人にものぼったとの報告が出ています。
こうした自殺の問題に対して、諦めずに正面から解決に取り組まれているのが、牧師であり、NPO法人白浜レスキューネットワーク理事長を務められている藤藪庸一さんです。
活動拠点の和歌山県白浜町には自殺の名所「三段壁」があります。藤藪さんはこれまでに1,000人以上の自殺志願者を保護し、社会復帰のためになんと共同生活もされながら、お弁当屋「まちなかキッチン」を開業して職業訓練の場も提供されています。
それ以外にも自殺問題の根本解決のために、24時間365日活動を続けられています。藤䉤さんは、どうしてそこまで全身全霊で社会課題に取り組むことができるのでしょうか?藤藪さんの牧師というアイデンティティを通し、「信仰と社会起業」についてもお伺いしたいと思います。
社会起業家を目指す方はもちろん、自らのミッションを知りたい方、人の役に立つ生き方をしたい方は、イエス・キリストの誕生月に「信仰」という観点から普段とは異なる視点で「社会起業家」を考えてみませんか?
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120分
無料
Zoomウェビナーにて開催いたします。申し込み後、参加用のログインURLをお申込時のメールアドレス宛にご案内いたします。
下記、オンラインでのご受講にあたってのご案内です
白浜バプテスト基督教会 牧師 / 特定非営利活動法人 白浜レスキューネットワーク 理事長
1999年より牧師として白浜町三段壁における自殺防止活動を行い、これまで1000人以上を保護し社会復帰を支援するため共同生活を行う。
活動の継続と職業訓練機能のため、宅配お弁当惣菜屋「まちなかキッチン」を経営。
自殺問題の根本解決のため、子どもの教育にも力を入れ、2005年から学童保育や子ども食堂を始め、昨年2020年からは通信制高校も開校。
制度や政策の隙間を埋めながら改善策を提言していくことが、自分の政治参加だと考え活動を続ける。
社会起業大学 学長 / 社会起業大学株式会社 代表取締役
山口県立徳山高校、神戸大学経済学部卒業。住友商事株式会社に入社し、建設・不動産業務に従事。起業を志し米国コーネル大学ホテル経営大学院留学後、現地で複数のフードサービス企業にてマネジメントに携わる。1997年に当時日本初のベーグル専門店“BAGEL&BAGEL” を創業。新業態も含め130店舗を運営し、ベーグル専門店として世界第4位まで育て上げる。教育を通じ自身の経験や知識を社会に還元したいと思うに至り、社会起業大学の学長に就任。よりよい社会を次世代に残すべく、社会起業家の育成・支援に情熱を注ぐ。