今回の学長特別対談では、2015年に国連サミットでSDGsが採択されるはるか以前の1960年代から、その内容のベースと言っても過言ではない社会的共通資本という概念を提唱した稀代の経済学者、宇沢弘文氏のご長女である占部まりさんをお招きします。
半世紀を経て、やっと時代が宇沢氏に追いついた。日本人として初のノーベル経済学賞の候補に上がられ、同賞を受賞した海外の教え子達からも尊敬された宇沢氏。資本主義の行き過ぎが懸念される中、心を大切にする経済学を提唱されました。また行動する経済学者としても高名であった宇沢氏が、資本主義を超えた新しい社会のために伝えたかった珠玉のメッセージをお話いただきます。
【本セミナーは終了しました。】
皆さんは、宇沢弘文氏をご存じでしょうか。世界を股にかけてご活躍された国際的経済学者でありながら、人の心を大切にした経済学者として知られ、人々が真に豊かに暮らせる社会のために経済学は何ができるのかを考え続けた人でした。
市場で利益を上げることを最大の価値とし、あらゆるものを金額換算する「市場原理主義」が世界中を席巻する中で、一人一人の人間的尊厳を守り,魂の自立を保ち,市民的自由を最大限に確保できるような社会を志向し,真の意味におけるリベラリズムの理念を具現化すべきだと主張されました。
今回のセミナーでは、宇沢氏のご長女であり現役の医師としてご活躍される傍ら、宇沢国際学館代表として、社会的共通資本の考え方を未来へ継承すべくご尽力されている占部まりさんにご登壇いただきます。
社会起業家としてチェンジメーカーを目指す方はもちろん、来たるべき新しい社会を構想、妄想する多くの方々にも聞いてほしいメッセージです。
この機会を逃すことなくぜひご参加ください!
【本セミナーは終了しました。】
120分
無料
Zoomウェビナーにて開催いたします
申し込み後、参加用のログインURLをお申し込み時のメールアドレス宛にご案内いたします
下記、オンラインでのご受講にあたってのご案内です
宇沢国際学館 代表取締役 / 日本メメント・モリ協会 代表理事
東京慈恵会医科大学卒業。人間の心のありようを大事にした経済学者・宇沢弘文の長女。宇沢の死去に伴い、宇沢国際学館の代表に就任。かかりつけ医として地域医療に従事する傍ら、宇沢弘文の理論を広げる活動をしている。宇沢の考えた真の意味で“豊かな社会”をどうのように構築していくか、医療や地方の現場から様々な形で発信している。
社会起業大学 学長 / 社会起業大学株式会社 代表取締役
住友商事株式会社に入社し、建設・不動産業務に従事。起業を志し米国コーネル大学ホテル経営大学院留学後、現地で複数のフードサービス企業にてマネジメントに携わる。1997年に当時日本初のベーグル専門店“BAGEL&BAGEL” を創業。新業態も含め130店舗を運営し、ベーグル専門店として世界第4位まで育て上げる。教育を通じ自身の経験や知識を社会に還元したいと思うに至り、社会起業大学の学長に就任。よりよい社会を次世代に残すべく、社会起業家の育成・支援に情熱を注ぐ。
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