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ある意味カウンセリングのようだった社会起業大学 、そして何に情熱を注げるのかを教えてくれた社会起業大学(1/3)【学生ブログ】

社会起業大学に入学するまで

 わたしは2010年の11月に会社での過労が原因で結果として自殺未遂をしました。
 その当時のことはかすかに覚えており、死を悟った瞬間(主治医によれば軽うつだったためか)、我に帰り結果的に生き残ってしまいました。
 その後精神病院への入院も経験しました。ほかの患者さんたちとも出会い自らの自殺を通じて自殺は他殺であると思いました。

 退院してから2011年の5月に職場復帰し、少しずつ落ち着いて過去を振り返るようになりました。前述の経験があったため、人のいのちの尊厳について考えるようになりました。だからこそその究極の殺し合いである戦争に関心をもつようになっていきました。

 2016年の5月、長期休暇を利用して初めて海外に出て、戦争に巻き込まれ避難してきた難民の支援活動をするようになりました。海外には一人で活動するようになり今まで3回現地に飛んでいます。
 そして戦争に巻き込まれた難民に1000万円以上使ってきました。直接の寄付として支払った金額もそのうち700万円を超えています。
 全部自分ひとりでこの世界の戦争をなくすことができる、当時はそういう幻想をいだいていたのだと思います。

 戦争によるひどい生活状況やひどい傷を負った戦争被災者たちを現地で目の当たりにしてきたせいか、平和であるこの国のほとんどの日本人が世界の実情に関心を寄せていないことが疑問に思えてきました。特に平然と働いている現職の会社の人たちに対してそう思うようになりました。
 やがて、そうした思いは怒りにもつながり自分の言動がおかしいと仕事中でも思うようになり、2016年7月に再度、別の精神科で診てもらいました。
 今度は軽躁(けいそう)と診断され、即入院を勧められました。しかし当時は難民救済ができなくなってしまうと思い、同僚や産業医にも冷静さを保ちながら言い訳をして入院をしないで済むようにしました。

 今は会社の人たちが外を知らずに平然といられることが決して悪いことではないことではなく、知らないだけだということも自覚しました。単なる独りよがりに過ぎなかったと今振り返ると思います。
 逆に自分自身は、まだうつ状態の病気だったとはいえ2011年3月の福島原発事故当時、現地で支援活動をしたわけでもありませんし、初めて海外で難民の支援活動をした2016年5月当時、熊本大地震での支援活動が盛んでしたが私はそこでも活動をしたわけではありません。何も日本人全員が何もしていなかったわけでないと思うわけです。
 当然ですが、個人による金銭的な支援には限界がありますし、そもそもひとりでは大した支援などできるはずがありません。

社会起業大学に入ったことが結果として治療になっていた

 2017年4月、社会起業大学に入学しましたが、今その時を振り返ると軽躁(そう)状態のまま入学し、授業を通じてそれをできるだけ普通の状態に戻すための治療であったと思います。
 精神科には認知行動療法という治療法もありますが、私はこうした薬物を使わない治療を受けられる機会を病院に断られました。結果として難民支援をきっかけにここへ入学し自己回復させるための治療する機会を得たのだと思います。
 ビジネスのことを学べば必然的にお金の使い方を節約することと、合理的なお金の使い方の両方を意識するようになるので、それがリハビリになっていたのかもしれません。
 また自己解放を繰り返すことによって、改めて自分が何を考えているのか客観的に見つめる意識をもつようにもなります。会社や家族には言えないこともここでは思ったことを言えてしまう、だから講師や学生から本音で助言もしてもらえるようになり、それもリハビリになったと思います。

 瀬田川先生の授業は、多方面におよび必ずしもビジネスのことを学ぶだけではありませんでした。その人の幼いころの夢や生い立ち、家族のこと、嫌いな人、あるいはほかの学生のそうしたことや原体験を知ることで、それさえも自分の治療につながっていたと思います。
 病院では軽い精神病の治療のためそれに適した治療法が提供されませんでしたが、結果として自分を客観的に見つめる機会がこの大学で数多く与えられたのだといま振り返ると思います。
 否定から入らない社会起業大学の講師陣の授業の進め方や学生同士のディスカッションによって、心のブレーキをなくすことでき、素直な気持ちで客観的に自分を見つめるようになりました。それが私にとって最善の治療法だったと思います。

第15・16期 ビジネスマネジメントクラス受講生 (40代/男性/会社員)



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