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絵からたどる記憶の呪縛。他者の心の闇と対面して【卒業生ブログ】

日本のこどもたちに自尊感情を!

こんにちは。15期Kyokoです。

※これまでの記事
前々回のブログ記事 : 行動して、変わったこと【卒業生ブログ】
前回のブログ記事  : 私がこどもの「自尊感情」を高めたいと考える本当の理由【卒業生ブログ】

今回は、前々回のブログ記事で書かせていただいた活動の進捗について報告します。

まず、簡単に私が取り組んでいることをお話しします。

私には日本のこどもたちの自尊感情を高めたいという思いがあり、そのためにこどもたちの思いやりの心を育てたく、その手段としてこどもたちの絵の交換企画を行っています。

具体的には日本のこどもたちの絵を集めて、シリアから難民としてトルコに避難しているこどもたちに贈り、お返事としての絵を受け取って送った絵を描いてくれたこどもたちに見てもらい考えてもらう、という内容です。
同じ15期卒業生の難民支援をしているメンバーと協力して進めています。

前々回の記事ブログで、日本のこどもたちに絵を描いてもらったところまで報告したので、今回はその続きからいきます。

戦争から避難したこどもたちの心にあったもの

まず、贈った絵を受け取ってくれたこどもたちの写真をご紹介します。(たくさんあるので1枚だけお気に入りのものを!)
170206_熊野さん@.jpg これは、私が贈った絵です(恥ずかしいけれど)。受け取ってもらえてうれしかったです。

ではいよいよ、こどもたちの絵とご対面です。
170206_熊野さんA.jpg わくわく

受け取った絵もたくさんあるので、ここでは3点だけご紹介します。

さあ1点目は...

170206_熊野さんB.png 「なぜ富士山の絵??」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実はこの絵は、この子たちが受け取った絵を真似して描かれたものなのです!
170206_熊野さんC.jpg こちらが贈った絵です。うまい!!

2点、3点目は、非常に考えさせられる絵です。。
170206_熊野さんD.jpg 平和なトルコを象徴するような自然の絵ですね。これは、幼い男の子が描いた絵です。
170206_熊野さんE.png これは、シリアでの戦争の絵です。死体が転がっている様子とのことです。痛々しいです。
小さな子供たちがこのような光景を目の当たりにしているなんて、日本に住む私たちからは到底想像がつかない世界ですね。

この2枚、なんと...
同じこどもが描いた絵なのです。

戦争によってこどもたちの心に刻み込まれた傷は、笑顔の裏にたしかに深く存在していることを痛感させられました。。
他にもこのように痛々しく生々しい絵が数多くありました。

この現実とどう向き合うべきなのか

私は絵の整理を通して他者の心の闇と対面したことで、自分自身がすごく考えさせられてしまい、この重いテーマをどう扱えばよいのか戸惑いました。
恩着せがましく絵を贈ったことに対し、そしてこどもたちに心の闇を開かせたことに対し、引け目や罪の意識を感じることもありました。

しかし一方で、この現実を知ってもらうことで、異なる他者を受け入れたり、他者に対して思いやりを持ってもらったりするきっかけを生みたいという思いも強くあって葛藤しました
...のですが、やはり私の思いは変わらないことに気づきました。

ただ。

こどもたちの心の闇を、開いて、知ってしまった責任は負っていかなければならないと思っています。
「『平和』な日本でぬくぬくと生きている私なんかがこんなことを」という考えではなく、私だからできることでという考えで、思いの実現を通して難民のこどもたちに対してもなにかにつなげられたら、と考えています。


第15期 ミッションマネジメントクラス受講生 kyoko


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