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起業家・社会起業家コラム

どっこい輝くシルバー世代の生き方示したい【学生ブログ】

私はある新聞社で30年余り勤務してきました。
定年が近づくにつれて1つずつ権限がなくなり、会議にも呼ばれなくなり、いったい自分の存在とは何だったんだろうと自問する日々が続きました。社会の中での自分の役割が終わったような一抹の寂しさを感じていました。
もう本当に自分は「終わった人間」なのか、これから何を目標に生きていけばいいのか、明確な答えは出ませんでした。これまでの経験や知識を生かして、世の中の役に立てることはできないか。それが実現できれば少しは寂しさを紛らわすことができるのではないか。その答えを求めて社会起業大に入学を決めました。

ここには10代から60代まで実にさまざまな経歴の方がおられます。会社に勤めながら通っている人や職場を辞めざるを得なかった人、将来の起業を夢見ている人、フリーランスで働いている人など多種多様。年齢の差もありますが、本音で話し合える雰囲気があると思います。
全く違う経験をしてきた人だからこそ、物事の見方が異なります。お互いの考えや価値観がぶつかることもあります。しかし、「なぜそのように考えるのか」を議論したり、意見を交換することは私にとって非常に刺激的なことです。「フン、フン!」とそのギャップを、楽しむようにしています。一つの企業に勤めてきただけでは、絶対に経験できないような「振り幅」がそこに存在します。
みなさんに共通するのは、世の中を良くすることに関わりたいという意志があるということです。形は違っても何らかの形で社会貢献をしたいという強い意志に溢れている方が大勢いらっしゃいます。

私のいま目指そうとしている方向は2つです。
1つ目は、「伝えるビジネス」です。NPOや社会起業家たちが発信するお手伝いをすることです。報道の現場で長く仕事をしてきましたので、写真や文章のプロとして、その活動や考え方を社会に分かりやすく伝えられように協力したいと思っています。
具体的には、臨場感のある生き生きとした写真を撮る、その人らしさを引き出す文章を作る、素敵なWEBページやパンフレット作りのお手伝いするなどが挙げられます。そのことによって社会貢献をしたいと思っています。

2つ目は、サラリーマンが定年後をいきいきと暮らすために、プロフェッショナルのチームを立ち上げることです。まだまだ元気なのに、定年という制度のために、世の中から必要とされていないと考え、がっくりしている人はたくさんいらっしゃいます。2年前の私もそうでした。各界の人たちの力を集め、社会課題を解決する方向に進んでいけないかと考えています。
現在、日本の65歳以上の人は、総人口の約3割の3500万人。NPOの運営者は4人に1人は65歳以上と言われています。年金を受け取っていれば、もうけより社会貢献を重視できる。結果として損益分岐点が下がり、続けやすくなると言われています。日本政策金融公庫も昨年からソーシャル・ビジネス向けの融資枠を拡充しています。
この状況を踏まえて上手に仕組みを作れば、定年者の生きがいにもつながるし、社会課題を解決できますので二重に良いことではないかと思います。
「どっこい輝くシルバー世代の生き方」を示したい、そんなことを考えながら社会起業大学に通っています。

第16期 ビジネスマネジメントクラス受講生(60代/男性)


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