起業家を育成するビジネススクール 社会起業大学 ホーム » 学生紹介 » 卒業生のご紹介 » 一般社団法人 日本報道検証機構 代表理事 楊井人文さん

インタビュー

一般社団法人 日本報道検証機構 代表理事 楊井人文さん

2012年夏のソーシャルビジネスグランプリで特別賞を受賞。
その年の11月に法人を立ち上げ。本業として弁護士を務めながら、日本報道検証機構の活動を展開。

このエントリーをはてなブックマークに追加 Check

卒業生インタビュー 入学した経緯、社会起業大学での経験について

Q. 社会起業大学の入学を決めたきっかけや動機は何でしょうか?

私は2012年の年明けからマスコミの誤報を収集、検証するウェブサイト「GoHoo」の運営を計画し、4月からパイロット版をオープンしました。パイロット版を運営しながらビジネスモデルを作っていこうとしていた矢先に、社会起業大学と出会いました。、当時手伝っていただいていた学生を通じて知った、社会起業大学の名誉学長の田坂広志先生の講演に参加したことがきっかけでした。田坂先生のお話に深く感銘を受け、この大学で自分の事業を具体化していきたいと思い、その場で入学を即決したのです。

Q. なぜ社会起業大学を選択されたのでしょうか

社会起業大学では、学生各自が事業計画を学内で何度も発表する機会が設けられていました。卒業直後に行われるソーシャルビジネスグランプリに出場できれば、自分の事業計画を審査員や一般参加者に評価をしてもらう機会も用意されていました。

私は一人で事業計画を作っていくことにとても不安を感じていましたので、この社会起業大学でのプログラムをペースメーカーにして練り上げ、グランプリで結果を出すことを目標にしようと思い、入学を決めました。

幸い、2012年夏のグランプリへの出場機会を得て、審査員特別賞を頂くことができ、本格的な事業スタートへの足がかりとなりました。

Q. 社会起業大学で何を得ましたか?

社会起業大学の授業で、先生や同級生の学生の皆さんから事業計画について厳しい質問を受けて自問自答する中で、自分の原体験を見つめ、本当にやりたいこと、やるべきことが明確になるまでつきつめることができました。

また、私の中核的な事業である、マスコミ誤報検証・報道被害救済サイト「GoHoo」のコンテンツについても、授業で発表した際にもらった学生のフィードバックが大変参考になりました。たとえば、当初は時間をかけて綿密に検証した結果を詳細な記事にまとめて情報発信していたのですが、学生から「もっとタイムリーでスピーディーに発表する方がよいのでは」との意見を頂き、記事の作り方を大幅に見直すきっかけになりました。

Q. 社会起業大学で出会った仲間はどんな人たちでしたか?

社会起業大学には自分の社会貢献事業について各々深い想いをもった、大変個性的な学生が集まっていました。そうした仲間たちと4カ月間、一緒に過ごせて大いに刺激を受けました。他の学生の事業プランにサポーターとしてコミットする仕組みがあったことも、学生どうしの交流を深め、大変よかったと思います。卒業後の今でも情報交換や集まりがあり、大切な仲間です。

 また、社会起業大学を通じて、私が運営する日本報道検証機構でボランティア、卒業後、理事になってくれた人や会員になって支えてくれている人もいます。社会起業大学でできたご縁が私の事業の大きな支えになりました。

卒業後の働き方について

Q. 卒業後、どのような働き方をしていますか?

2012年夏のソーシャルビジネスグランプリで特別賞を頂いた後、秋に一般社団法人を立ち上げ、翌年には常勤スタッフを雇用し、会員制度も作りました。少しずつ組織として活動していく態勢を整え、「GoHoo」の社会的な認知度も徐々に高まってきていることを実感しています。
本業は弁護士をしていますので、勤務している事務所の協力も得ながら何とか両立しています。

Q. 今の仕事のやりがいは?

最近は一般人のみならずメディア関係者からも「GoHooを知ってるよ」「応援しているよ」「絶対必要だから成功させてね」との声を頂戴することが増えてきて大変やりがいを感じています。方向性は間違っていないのという自信がついてきたので、あとはどうやって収益源を確保し、継続・発展させていくかが課題です。まだ形になっていませんが、ビジネスモデルとしてブレイクスルーする道筋が少し見えてきています。

情報がありふれた現代社会の中で、より正確な情報を求めるニーズは高まり、報道機関の責任も大きくなっています。既存のメディアを動かしていけるかはこれからの課題です。

Q. 通学にあたっての一番の不安は何でしたか?それをどのように乗り越えましたか?

本業、家庭もあって忙しかったので、社会起業大学のカリキュラムをこなしていける時間があるのか、ということは不安でした。実際、結構大変でしたが、何とか乗り切りました。

皆さんへのメッセージ

Q. 社会起業大学へ入学を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

社会起業大学は、入学したからといって、やりたいことが見つかる場所ではありません。やりたいことを自分自身で絶対見つけるんだという強い気持ちでなければ見つかりません。ただ、そういう強い想いをもってきたら、社会起業大学はその想いが形になるきっかけは色々と提供してくれます。
入学を迷っているのであれば、ぜひ無料体験授業、ソーシャルビジネスグランプリに足を運んで、その空気を感じてほしいです。

起業家を育成するビジネススクール 社会起業大学 ホーム » 学生紹介 » 卒業生のご紹介 » 一般社団法人 日本報道検証機構 代表理事 楊井人文さん