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インタビュー

NPO法人みらいびと 代表理事 福島見容さん

社会起業大学のグランプリで発表した事業計画を基に準備を進め、まもなく7月末にNPO法人みらいびとを設立。以前から経営していた、法人向け人材育成コンサルティング・企業研修事業を行う株式会社ビーインテグラルに加えて、NPO法人みらいびとの新事業を展開。

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卒業生インタビュー 入学した経緯、社会起業大学での経験について

Q. 社会起業大学の入学を決めたきっかけや動機は何でしょうか?

私は2009年に法人向け人材育成コンサルティング・企業研修事業を行う株式会社ビーインテグラルを立ち上げています。こちらは、もともとしていた仕事の得意分野を生かして起業をしたので、比較的順調にスタートを切ることができました。その後、夫が介護業界で仕事を始めたことをきっかけに、これまであまり縁のなかった介護福祉の世界に強い興味を持ちました。この分野での新規事業を立ち上げるに当たり、今一度きちんと勉強してみたいと思ったことがきっかけです。介護という広い分野の中で、事業内容をどこに絞るかということを、具体的に決めたかったということもあります。

Q. なぜ社会起業大学を選択されたのでしょうか

社もともと私は、何かをやりたいと思ったときに学校に行くという発想はあまりありませんでした。けれども、今回は介護で起業すると決めた時に、ご縁があって社会起業大学の紹介をされました。せっかく頂いたご縁なのでチャンスに変えていこうという思いから、入学を決めました。 普段は仕事で忙しいので、社会起業大学のカリキュラムが4か月という短期間であったことも、集中して学ぶのに適していました。

Q. 社会起業大学で何を得ましたか?

 私は、社会起業大学に来たときには、介護福祉の起業に取り組む時間と決め、この場所にきたときは、ギュッと集中して頑張りました。その覚悟で臨んだことで、忙しい日常の中でも起業の準備をする時間を確保することができ、また自分がここまで頑張れるのだということに気が付くことができました。受け身で受講していたらだめだったと思います。 また、社会起業大学での広島のスタディーツアーはとてもよかったです。障がい者雇用の株式会社、地域活性支援のNPO、地域コミュニティ支援の株式会社、障がい者キャリア支援の有限会社、介護支援の有限会社、雇用支援のNPO、広島原爆の惨状を巡り社会起業家精神を学ぶ特別企画など、社会起業家の経営する事業系NPOや会社を色々と見ることができました。ここにきて私はNPO という事業形態を学ぶことができました。行ったところの全て、勉強になりました。

Q. 社会起業大学で出会った仲間はどんな人たちでしたか?

皆さん、普段はきっちりと仕事をされている方たちだと感じました。さまざまな経歴、職種、立場の人がいましたが、みんなフラットな関係を求めていました。会社ではそれなりの地位ある立場であろう方が、社会起業大学では無垢な少年少女のようになっている姿もあり、新鮮でした。  卒業後も、どこかでつながっているという感覚から、久しぶりに会っても中身の濃い時間を過ごすことができます。

卒業後の働き方について

Q. 卒業後、どのような働き方をしていますか?

社会起業大学のグランプリで発表した事業計画を基に準備を進め、まもなく7月末にNPO法人みらいびとが設立されます。以前から経営していた、法人向け人材育成コンサルティング・企業研修事業を行う株式会社ビーインテグラルに加えて、NPO法人みらいびとの新事業を始めるにあたり、今年4月からオフィスを代々木に新設し、スタッフを新たに雇いました。当初は大きなチャレンジだと思っていましたが、実際動き始めてみると、この決断をして良かったと思っています。

Q. 今の仕事のやりがいは?

みらいびとの使命は、介護福祉における人財の定着と育成です。そして福祉の仕事をあこがれの職業にすること、さらには、福祉業界全体のイメージをもっと良きものにすることです。 現在150万人いると言われている介護従事者を2025年には250万人にまで増やさなければ来たる高齢化社会に対応できないと言われています。単純計算で年間約10万人ずつ人材を増やして行く必要があります。一方、現在いる150万人の介護従事者のうち2割もの人が、1年間でこの仕事を去ると言われています。年間10万人の介護人材の新たな発掘と同時に、年間30万人の介護離職者を何としても食い止めなければなりません。国家の重点課題ともいうべき内容に微力ながら関わって行く中で、日々たくさんの気付きがあります。

みらいびとでは、介護をはじめとする対人援助の仕事を「感情労働」と位置付けています。他者を思いやるやさしさや、利用者様の役に立ちたいといったプラスの感情が仕事をする上での大前提であると同時に、日々葛藤したり傷ついたり、悲しいお別れを経験したり、時には怒りが湧いたりと、ある種のマイナスの感情もしっかり受け止め、自分の中で消化して行かなければなりません。日々相反する感情を体験しながら、プロフェッショナルとしての専門性も求められます。こうした多様な感情体験が仕事のベースになっているからこそ、日々自分を磨き成長できる職業である反面、何のフォローもなければバーンアウトしやすい職場でもあります。福祉は人と人が支え合う仕事。これまで本業で自分が培ってきた人材育成の経験ノウハウと、介護業界・ビジネス業界・大学など、様々な現場の知恵を掛け合わせたコンテンツを提供して行くことで、介護事業の定着率の向上・職場の環境改善・働く人を大切にする業界風土の醸成・雇用促進 等に、微力ながらお手伝いして行きたいと思っています。

事業の柱は大きく2つ。「介護福祉業界に特化した人材育成コンサルティング」と、「介護福祉リーダーを育成するケアラーズメンター養成講座(認定資格)」です。 「すべては自分の延長である」という理念から、福祉の大義である「利用者のQOL(クロリティオブライフ)の実現」を拡大解釈し「支える職員にこそQOLを」と願っています。

Q. 通学にあたっての一番の不安は何でしたか?それをどのように乗り越えましたか?

通学できると思ったので入学したので、不安は特にはありませんでした。

皆さんへのメッセージ

Q. 社会起業大学へ入学を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

一緒に頑張りましょう。折角入学するのなら、元をとれるくらい頑張りましょう!

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