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起業家の挑戦!スキルやノウハウを提供する「プロボノ」とNPOのマッチングでNPO活動を支援!

嵯峨 生馬 氏 

NPO法人サービスグラント 代表理事
嵯峨 生馬 氏

1998年 東京大学教養学部第三(相関社会科学)卒業。1998年日本総合研究所入社。2001年東京・渋谷を拠点とする地域通貨「アースデイマネー」の設立にかかわる。2002年にNPO法人化、2003年から代表理事に就任。2005年 社会人の専門スキルを活用したボランティア活動「プロボノ」をコーディネートするNPO「サービスグラント」を設立。2009年NPO法人化し代表理事に就任。現在、サービスグラント代表理事。活動開始以来8年間で120団体のNPOに対してWEBサイト・パンフレット・事業計画立案等の成果物提供を支援。アースデイマネー代表理事として120店舗以上の参加店と30団体のNPOのネットワークを形成。専修大学KSソーシャルビジネスアカデミー講師。著書に『プロボノ 〜 新しい社会貢献 新しい働き方』(勁草書房、2011年)等。
公式WEBサイト:http://servicegrant.or.jp/

プロボノを通じてのNPO支援

文:第7期生 藤木 淳
編集:社会起業大学

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【団体概要】

NPO法人サービスグラントは、人的資源が不足しているNPOと、スキルを活かしてボランティアをしたい人達(プロボノ)の間で、コーディネーターとしての役割を果たしている団体である。 一般的に、日本のNPOは、所帯が小さく、事業運営上必要な人材を、完全には、自前で賄う事が難しい為、 ボランティアなどによるサポートを望んでいる事が多い。しかし、『必要な人材が集まらない』 『期待していた役割を果たしてくれない』という課題があり、なかなか、ボランティアを活用する事が出来ていないのが現状である。そこで、実際に「動く」ボランティアしてくれる社会人を集め、その人達が持っている、通常の仕事で身に付けたスキルを最大限に活かしてNPOの支援ができるように調整役として活躍するのが、NPO法人サービスグラントである。

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【原体験から立ち上げまでの経緯】

嵯峨氏は、「新たな社会の仕組みを作りたい』と考え、日本総合研究所に入社し、本業の傍ら、2001年から、NPO活動に関わるようになった。その際、NPO活動に興味を持って、協力を申し出てくれた人達に多く出会ったものの、『提案をするだけで、肝心の、実行をしてくれる人が少ない』という問題に直面。日本のボランティア活動の在り方に、疑問を感じていた。ちょうどその頃、NPOの事例調査の為に、アメリカに行った際、サービスグラント(一般企業で働いている人が持っているスキルやノウハウをNPOに提供する仕組み)と出会い、『日本のNPOにも、資源が行き渡る社会の仕組みを作る為には、同じような仕組みが必要』と考え、2004年に、NPO法人サービスグラントを立ち上げるに至った。

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【なぜ仕事を持つ社会人がプロボノをするのか?】

嵯峨氏は、「新たな社会の仕組みを作りたい』と考え、日本総合研究所に入社し、本業の傍ら、2001年から、NPO活動に関わるようになった。その際、NPO活動に興味を持って、協力を申し出てくれた人達に多く出会ったものの、『提案をするだけで、肝心の、実行をしてくれる人が少ない』という問題に直面。日本のボランティア活動の在り方に、疑問を感じていた。ちょうどその頃、NPOの事例調査の為に、アメリカに行った際、サービスグラント(一般企業で働いている人が持っているスキルやノウハウをNPOに提供する仕組み)と出会い、『日本のNPOにも、資源が行き渡る社会の仕組みを作る為には、同じような仕組みが必要』と考え、2004年に、NPO法人サービスグラントを立ち上げるに至った。

【講義を受けて】

『プロボノ』という言葉や意味は知っていたものの、「自分で役に立つのか」「自分一人では、出来る事が限られてしまう」という事があり、プロボノ活動に踏み切れないでいたが、このサービスグラントのように、自分の持っている能力をスクリーニング(客観的に評価)し、他の人達とのチームで対応するという仕組みであれば、非常に参加しやすいと感じた。プロボノが増えていく事により、NPOの活動が活性化していくと思われる為、『NPOに色々な資源が行き渡る世界』の実現に向け、引き続き、この活動を続けていって頂きたい。

『視点』ソーシャルバリュー研究所所長 前川 卓三

嵯峨さんのニコニコしながら、講演をしておられたのが大変印象深い。NPO法人等を運営しておられる方(起業者)に共通していることは幾つかあるが、その一つに「笑顔」がある。

 さて、講演を聞かせていただいて、多くのNPO法人等から支援の申し込みがあるが実際に引き受けるのは約三分の一くらいであるとのこと。サービス提供に制約もあるが、それ以上に提供を求める側にも一定の水準を求めているとのことであった。確かにNPO法人が増加することは喜ばしいことであるが、実際に「どのように継続的に運営」という、基本的な事項が欠けている団体が多く見られるのも事実である。前述したように、基本的に根が明るい人が多いので、「なんとかなるでしょう」、「とりあえず自分のお金をつぎ込んで」スタイル的起業が多いのも事実である。多くの社会的解決が必要な分野が数あるが、「どのように継続的に運営するか」の命題に対して、我々もまだまだ答えられていないのも事実である。

 従来、多くの起業支援をしていく中で、皆さんにアドバイスをしていることは、いきなり法人立ち上げでなく、まずは任意団体としてスタートする。この課程で検証を含めてネットワーク作りをしていくが最適であるということだ。この過程を経て、やっていけると確信すれば法人設立をすれば良い。この意味でも、プロボノを通じて、自身のスキルアップと現状認識の過程と考えればよい。嵯峨代表の事業は対象となるNPO法人への支援及び教育だけでなく、プロボノとして活躍している人への支援及び教育でもある。ますますのご活躍を期待したい。


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