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社会起業大学 ソーシャルビジネスグランプリ 2017 開催報告

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ファイナリスト紹介

障がい者の生き甲斐・やり甲斐を生む社会つくり

渡部哲也(わたなべてつや)さん

1968年(昭和43年)仙台市生まれ。実家の倒産から始まり数々の失敗を経験する中、一人の障がい者との出会いから働くことの幸せを学び、自分の役割を発見する。現在は、食を中心に障がい者の戦力化を計り、経済的自立を支援する 株式会社アップルファーム代表のほか、東北復興プロジェクト「ロクファームアタラタ」の代表理事も務める。自身が経営する「六丁目農園」は6次産業化のビジネスモデルとして注目され、毎日超満員の繁盛レストランとして地元仙台に多くのファンを持つ。 また牡蠣の養殖業者と法人を立ち上げ水産6次産業化も積極的に行っている。


「障がい者を納税者に、やり甲斐と生き甲斐の創造」をミッションとして障がい者を職人集団に育てる目的でブッフェレストラン(六丁目農園)を運営しております。いまでは厨房スタッフの80%は何らかの障害を持っています。彼らの働き(すべて手作業による調理)のお陰で6年前の開業以来、広告宣伝費を掛けずに繁盛店を維持できています。それによって多くの売り上げがあり、多くの障がい者が納税者となり経済的自立を果たしております。今では農業分野でも手間暇をかけた無農薬・無肥料の自然栽培を行い高単価の農業生産品を自家消費、販売をすることによって健康と収益に貢献しております。この活動は今年環境省グットライフアワード環境大臣賞最優秀賞を頂き農業と福祉の連携の模範と評価されました。

近年これらのモデルを導入したいと全国の行政・企業から問い合わせが増え、行政の持っている不良債権化している物件にレストランと農業と障がい者を組み合わせたモデルの導入コンサルティングも行っております。

障がい者雇用の切っ掛けですが、義弟が交通事故により重度障がい者となったことで80歳の両親が義弟の介護をしていますが先立った後の義弟の生活を常に両親は不憫に思っている事をしり、自分の飲食店経営でのノウハウを福祉分野でも生かせないかと思い、この活動に行きつきました。
多くの福祉に携わる方々は手を出し過ぎてしまい、自立の目を摘んでしまっている現状を福祉施設の視察から感じ、もっと障がい者の力を信じて任せる労働環境の必要性を強く感じたことによりこの活動に至りました。

生まれるから始まる 人に優しい社会創り

M脇 文子 (はまわき ふみこ)さん

産む力、生まれる力の神秘に魅せられ助産師となる。総合病院・クリニック・助産院様々所で助産師として勤務。大学、助産師学校の教員として専門職の教育にも従事する。現在、産前産後ケア推進協会理事として、ケアの必要性の啓蒙や、地域でのシステム創りに奮闘。また、ソーシャルキャピタルを大切にしながら、コミュニティの現場で実践者として活動中。


私は、三世帯同居の家庭で三人兄弟の末っ子として育ちました。実家がお店をしており、祖母や地域の皆さんの沢山の手と眼差しで大きくなりました。
しかし、時代は変わり現在日本は、未曾有の少子高齢化社会に突入しています。「少子化」というならば、母子は十分なサービスを受け手厚く育まれていそうですが、虐待や育児不安、産後鬱に苦しむ母親など子どもと家族を取り巻く環境は、厳しさを増すばかりです。
出産は自分の命より大切なものが生まれ、新しい家族が生まれ、未来が生まれます。家族にとって、とても素晴らしい体験です。しかし、その後も母として父として役割が増え、関係性が大きく変わる大変な時です。そんな中、戸惑い、悩み、葛藤を抱え、小さな命を懸命に守っています。その親になる過程に優しく寄り添うことで、家族をエンパワメントしていきたいと考えています。
具体的には、妊娠から産後まで切れ目なく関わる、小規模で多機能な場の創造。親になる過程に伴走し関り続けるメンター制。家事・育児などの訪問型の支援。施設型でのデイケアや宿泊。そして、このサービスを利用した人たちが、次は支援者として事業に関わる。そのような、仕組みを作っていきたいと思います。
今まで家庭の中で行われていた、子産み・子育てを、互助と共助で社会化し、血縁を超え、社会全体で多様な人が愛情豊かに子育てに関わっていく。そのような、ビジネスを展開していきます。その事業を通して、次世代が慈しみ育まれ、優しさが循環していく社会を創っていきたいと思います。どうぞ、力を貸して下さい。

現場主導の地域に根差した企業のCSV活動を プロボノで達成する

水野 順之 (みずの よしゆき)さん

住宅機器・建材メーカーマーケティング部 商品情報統括部 所属 愛知県出身、家内と中1の娘と小1の息子の4人家族。入社25年目、料理を作るのが大好き(特にスイーツ)、アイデアを考えるのはもっと好き。工場、研究所、営業、事業部スタッフなどを務め、特別なスキルはないままここまで来てしまった普通のサラリーマンですが、社会起業大学でこれからの人生と会社のあり方について、真剣に考え、行動しました。


社会起業大学では社外のメンバーと課題について考え、ディスカッション、プレゼンしていくことを通じてチームワーク・課題解決など多くを学んだ。また、課外授業では福島の震災5年目で頑張っている起業家からリアルを伺い、一緒に課題解決するプロボノ活動を体験。さらに、自分発想の起業案を探求することで、自分で考えて行動する「自走」することの楽しさを体験した。この体験を自分の会社に持って帰り、会社の仲間に分かち合うため、『地域コミュニティ活動支援プロジェクト』の社内募集にプロボノ企画を応募し、企業の社会的責任を果たし、ボトムアップの風土を熟成する施策を計画する。

エンタメのチカラで毎日をちょっとだけよくしたい

田村 勇気(たむら ゆうき)さん

1995年広告代理店に入社。テレビ番組の販売等を経て、映画製作、テレビ番組の企画・制作に携わる。『阪急電車 片道15分の奇跡』をはじめ、邦画を中心に30本以上の映画製作に関わる。現在はテレビを中心に、ドラマ、紀行、音楽ドキュメンタリーなど様々なジャンルの映像コンテンツを、メジャーが取らない庶民的な視点で企画している。最新の企画作品は3/20(月・祝)放送の『BS民放5局共同特別番組 ハレブタイ! ゆずとハタチでつくる“ありがとうコンサート”』


バンクシーってご存知ですか?イギリスのロンドンを中心に活動する覆面芸術家で、本名や年齢は一切公表されていない謎に包まれたストリートアーティストです。彼が壁に手がけた作品はメッセージ性があり、落書きではなく、アートとして受け入れられており、なんと壁に1億円以上の値段がつくことがあります。
現在世界の各都市ではストリートアートが最も身近な芸術として根付き、子供のうちからアートが日常ごとになっています。巨大な壁に創意工夫を凝らして描かれた作品は、ワクワクと感動、そしてヒトの全力の素晴らしさがありました。何より感じたのは、観た人がささやかでも楽しい気持ちになって欲しいという作り手の愛情とユーモアです。日本にもいくつか試みがありますが、街の雰囲気や歴史とは乖離しているケースが多い為、根付いてきませんでした。
私は、ストリートアートには様々な社会的意義があると思っています。美術館に行かないと触れる機会がない芸術のハードルを下げ、当たり前になることで、市民の感受性やクリエイティビティが磨かれるのはもちろん、活動の場が少ない芸術家の隠れた才能が様々なエリアで発揮できると思います。そして、昨今社会問題化している落書き問題です。人が本気で創作した絵には、落書きをしない効果が認められています。
エンタテインメントは心に豊かさを与える力があると思います。その力で社会に恩返しがしたい。まずは本気のストリートアートを日本に根付かせたいと思いました。そのために、アーティストと、彼らが作品を描く場所、市民に長く愛されるクリエイティブをプロデュースする仕組みを考えています。市民はもちろん、外国人観光客もピースな気持ちになる、そんな街をひとつでもふやしたいです。

外出困難な方々へ質の高い訪問理美容をお届けし、制限のないその方らしい生活が出来るお手伝いをしたい

訪問理容美容まる 株式会社 高木 のどかさん

21歳の時、大好きなおばあちゃんが脳梗塞で倒れて半身まひの車椅子で施設生活となり、高齢者施設という世界を知りました。おばあちゃんに喜んでもらいたいと思い、髪を切ってあげるとすごく喜んでくれて元気になってくれました。不自由な方こそ理美容の力が必要だ!と思い訪問理美容の道へ進み9年。今では、皆様から頂くありがとうの重みを感じ、やりがいを感じこの仕事に出会えて良かったと思う毎日を過ごしています。


今現在の訪問理美容はリーズナブルな価格で短時間でサービスを行い、高齢者施設に伺う事が主流になっています。
理美容室が完備されている所も多く環境も設備も整っていて、一度の訪問で複数のお客様をさせて頂けるので効率が良く、価格設定もお客様が利用しやすいことも確かです。
しかし、「パッパと切られてみんな同じ髪型にされてね・・後ろ姿だけじゃ誰なのか判断つかないのよ」と・・こんなお話をよく耳にします。ただカットをすることだけではなくお客様の心に寄り添いお話を聞き、安らぎを提供することもこの仕事は必要な事だと考えています。そして、居宅にも外出できず困っている方はたくさんいて、更に設備が整っていないのでもっと訪問理美容の力が必要なのではないかと考えています。
「まる」はお客様とゆっくり向き合う事を大切にし、理美容室と同じシャンプー設備やメニューを揃え、手薄になっている居宅へ質の高い理美容サービスをお届けしたいと思っています。
「まる」独自の方法を全国に広め、訪問理美容の底上げしていくことで多くの方が必ず満足のいくサービスが受けられるように、そして不自由さを抱えていても制限なく、自分らしい生活が出来る社会になるように・・と考えています。



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