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審査結果

グランプリ

グランプリは名知仁子さんに決定しました!
SU*TE*KI アフリカで100万人が安心して出産できるクリニック
国際協力機構(JICA) 国際協力専門員 保健課題アドバイザー 杉下智彦さん
ソーシャルビジネスグランプリ2013夏

SU*TE*KIは、これまでアフリカの医療分野で20年間活動してきた経験とネットワークを基盤に、アフリカにおける出産の原点に立ち返り、安全な自然分娩を促進する民間クリニックです。クリニックでは、最新の医療技術と地域社会との連携に支えられながら、安全な自然分娩(アフリカン・バーシング)を促進していくと同時に、女性の生涯をトータルでサポートするするためのサービス(美容、栄養、自然療法など)によって、女性を総合的に演出していきます。さらに、診療費の前払い制度やソーシャル・フランチャイジングといった新しいビジネスモデルを導入し、遠隔地を含む幅広い層の人々に利用していただけるよう工夫されています。このような「健康で美しい」女性のエンパワメントを通して、伝統的アフリカにある家族や社会の素晴らしい価値観を見直し、リバース・イノベーションとして世界に発信していきたいと考えています。


受賞の言葉

ソーシャルビジネスグランプリ2013夏

貴重な賞をいただき、ありがとうございました。これまで、国際協力という形で、アフリカで20年以上お仕事してきましたが、違和感がありました。アフリカは、自立発展ができていないのではないか?と思っており、ビジネスという力でアフリカも自分達で発展したいと思っているのではないかと感じています。娘が生まれ、娘が楽しいと思えるような地球になって欲しいと思いました。日本が良くなって、戦争がなくなって欲しい、本当に心からそう思っています。例えば、もし女性がリーダーになって世界を進めていったら、自分の子どもを戦地には行かせない、つまり戦争がなくなるでしょう。アフリカで支援をしながら、貧困・戦争・差別のない社会を今までと違う形で作っていきたいと、心から願っています。

田坂名誉学長からの言葉

ソーシャルビジネスグランプリ2013夏

ダブル受賞おめでとうございます。事業計画も完成度が高く、素晴らしかったです。日本の社会起業家の中にも大変優れた人が数多くいるにもかかわらず、視野が国内にとどまってしまっているということを目にすることが多いのですが、杉下さんにはぜひ日本発の“世界に光を届けるソーシャルビジネス”としての歩みをしてもらいたいと思っています。このビジネスが見事な姿に育っていくことを楽しみにしています。そして、杉下さん、奥様という同志、そしてお子様の3人の後ろ姿が、人々に素晴らしい勇気を与えてくれると信じています。


審査員特別賞

グランプリは名知仁子さんに決定しました!
地域振興の一つの成功モデル「チーム川崎」による地域の中小企業の事業革新を支援する「オープンイノベーション」
藤沢久美さんとチーム川崎

受賞者プレゼンテーション 藤沢 久美さん

ソーシャルビジネスグランプリ2013夏

チーム川崎の本を書いた理由:小学校2年生の時に「死」というものを意識し、自分がいなくなった先の未来を知りたいと思い始め、社会人になると同時にアナリストとして働き始めました。そして、働く中で、未来は予測するものではなく、自ら作っていくものと考えるようになり、起業しました。その事業を売却したのち、縁あってNHKの取材を引き受けたことを機に、全国の数多くの中小企業を訪問。その取材の過程で、未来は中小企業の現場で作りだされているのだと確信しました。それを応援する人たちが居て、その様子を伝えたいと思ったのです。皆が元気で、フラットで、産業振興に情熱を傾けている川崎市役所の方々に出会い、4年間通い続けました。川崎市の仕事は「光を届ける」ことでした。この川崎にあった「地方を如何にして元気にしていくか?」というヒントを本にしたいと考え、「なぜ、川崎モデルは成功したのか?」を上梓しました。

受賞者プレゼンテーション チーム川崎

ソーシャルビジネスグランプリ2013夏

チーム川崎誕生秘話:現在の川崎は、震災後、発電・エネルギー分野でも注目を受けているが、60年代は、急速な環境悪化による深刻な公害問題が発生し、灰色の川崎と呼ばれていた。日本に伝播する悪い川崎のイメージを変えるべく20年以上、努力を続けた。それが、チーム川崎の誕生のきっかけであり、公害問題の克服に向けた経験こそがイノベーションの原点となっている。 1990年代には臨界部の空洞化により、「出るも地獄、残るも地獄」という状態だったが、たゆまぬ努力の結果、2008年には「川崎工場夜景」により、産業観光まちづくり大賞を受賞。川崎モデルの原点は、工業都市としての留まることなき変化・変革の想いであると考えている。


審査員特別賞
地方自治体が民間資金を調達する新しいカタチ〜自治体主導クラウドファンディング
前参議院議員 米長晴信さん
ソーシャルビジネスグランプリ2013夏

資金不足の地方自治体に内外から「税金以外」の方法で民間資金を取り込みます。地方に眠っている観光資源、農産物、特産品などで都会の人に「癒し」を与えます。地元で頑張っている若者やNGOなどの団体にも資金が還元されるような仕組みにします。

公的機関である地方自治体が主導するクラウドファンディングを利用し、限られた自主財源や国からの補助金に頼る地方財政を支える仕組みを作ります。まずは、より財政的に厳しい「村」からスタートさせます。地方に眠っている素晴らしい観光資源、農産物、特産品などを魅力的な商品として提供し、都会の人たちに堪能していただきます。特定の自治体に税金を納める「ふるさと納税」はありますが、使い道を指定することはできません。「目的税」のような形式にし、お金を出す人が納得する新たな自治体支援となります。来年からは投資型クラウドファンディングも解禁され、使い道は広がってきます。どんどん新しい手法を取り入れて地方を活性化させることで、地方が守っている我が国の多面的機能を維持していきます。


受賞の言葉

ソーシャルビジネスグランプリ2013夏

遅くまでお付き合いいただきありがとうございました。
賞を頂いたからには、丹波山村に光を当てる活動を頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。



※今回受賞の米長さんには副賞として、株式会社ラン・リグマーケティング様よりWEBサイト製作の権利(20万円相当)が贈られます。

審査員からの言葉(秦信行さん)

ソーシャルビジネスグランプリ2013夏

過疎化の問題は非常に深刻で、これから人口が減っていく中で、地方は本当に大変な状況になるかもしれません。それを救うビジネスプランは、大変興味深いものでした。 クラウドファンディングは皆さんご存知かと思いますが、まだまだ日本は遅れており、法整備もこれから本格的に進んでいく状況です。 この資金調達のやり方を丹波山村で実現して頂いて、新しい産業創生に活用して頂きたいと思います。丹波山村の村長さんにもこの賞を差し上げたいと思います。 ぜひ実現して下さい。おめでとうございました。

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